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2015年05月27日
編集部

交流戦白星発進の広島、打線のカギを握る新井のバット

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エース前田健太を立てて昨夜、尾道で交流戦初戦に勝利した広島は場所をマツダスタジアムに移してロッテとの2回戦を迎える。

昨夜は何といっても前田健太の力投と八回に飛び出した丸の満塁ホームランにスポットライトが当たったが実は交流戦で広島が白星を積みかさねるためには「四番・新井貴浩」のバットが欠かせない。

新井は5月上旬、チームの6連勝に貢献したあと左手中指の伸筋腱脱臼でベンチスタートを余儀なくされた。

脱臼した腱は患部固定を一定期間続けないと治癒しないが、新井は左手甲の腫れを残したままで5月19日の中日戦(浜松)から四番の定位置に戻ってきた。

この日こそ2打数無安打2四球に終わったものの、その後は昨夜のロッテ戦まで5試合連続ヒットで復帰後トータル24打数10安打の1ホーマー4打点7得点。

打点は若干控え目でも、そのあとに控えるエルドレッド、シアーホルツのバットでホームに還ってくるから得点が多い。歯をくいしばってダイヤモンドを激走する姿はすでにお馴染みとなっている。

新井の好調の要因を探っていくと、打球の方向がセンターから右方向へ偏っていることに行き着く。

球を引き付け、ミスショットを極力少なくしてミート打法に主眼を置く。左手の状態がベストでないことを逆手に取ってのこの打撃スタイルが功を奏して新井の打率は3割2分2厘まで上昇してきた。

復帰後10安打の内訳(古いもの順)

レフト方向 単打、本塁打の計2本
センター方向 単打、単打、三塁打の計3本
ライト方向 二塁打、単打、三塁打、単打の計4本

今後、左手の状態が回復しても右打ちを意識した打撃スタイルを続けていえば確実性に長打力も加味される。

充実した広島の先発陣をどれだけ援護できるか?パ・リーグの好投手対新井貴浩、から目は離せなくなってきた。

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