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2014年07月02日
編集部

”廉”夜の大接戦、しかしモノにしたのは広島、巨人は前夜のヒーロー坂本が痛恨悪送球

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巨人をマツダスタジアムに迎えての首位攻防第2戦は広島が4対3で競り勝って昨夜の7対8敗戦の雪辱を晴らした。

天谷の先頭打者本塁打で先制した広島だったが二回以降は巨人・先発の小山の前に音なし。

すると六回、先発の九里が長野に2点適時打されて1対2と試合をひっくり返された。

しかしその裏、菊池が21試合連続ヒットとなる適時打を小山から放ちすかさず同点に。

さらに七回には中東の打球がショート坂本の一塁悪送球を誘発してこの間に勝ち越しの走者がホームイン。

だが、試合はさらにもつれる。

直後の八回、昨夜に続いてマウンドに上がった中田廉が長野に適時打されてまた3対3と試合は振り出しに。昨夜、坂本に決勝スリーランを打たれた中田廉はベンチに戻り茫然自失…。

それでも広島打線は攻撃の手を緩めない。

イニングまたぎとなった久保を攻め、一死一、三塁として代打岩本。ここで巨人ベンチが山口を投入してくると、今度は代打の代打・小窪。

小窪は昨夜、七回に山口から勝ち越し適時打を放ちながらヒーローになり損ねたばかり。「外野フライでもいいとリラックスして」打った打球はセンターへ上がり、これが決勝犠飛となった。

巨人の連勝を3で止めた広島は巨人とのゲーム差を2・5に戻し”決着”はあすの第3戦へ。しかし残念なことにあすの広島地方の降水確率は正午から80パーセント、午後6時から50パーセントとなっている。

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