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2014年08月10日
編集部

広島の福井”ど真ん中勝負”で一軍復帰後3連勝、チームを同一カード3連敗から救う

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首位・巨人に肉薄で勢いづく阪神に7対3で勝った広島は、今季初のセ・リーグ同一カード3連敗を免れ、一時期の最大12から2まで目減りした貯金も3に戻した。

その原動力となったのは先発の福井だった。7月29日のマツダスタジアムで3年ぶりの完投勝利をマークした阪神打線を相手に四回まで無失点ピッチング。五回には3点を失いリードは1点、さらに二死一、二塁と勝ち投手の権利は風前の灯だったが最後は自信のあるストレートで伊藤隼を見逃し三振に退けた。

福井は一軍復帰後3連勝。五回に投じた28球の大半はストレートで代打新井貴浩に打たれた2点適時打もど真ん中の真っ直ぐなら最後に伊藤隼を仕留めた1球もど真ん中への144キロだった。

打線は、前日ベンチスタートのエルドレッドを四番に戻したが4タコ3三振で“当たった”のは死球だけ。

しかし阪神ドラ1左腕でプロ初登板の岩貞から初回、キラ、梵の連打で3点を先制すると四回には梵の三塁打に相手のミスが絡んで追加点。4対3で迎えた八回には田中、會澤が連続適時打するなどして3点を追加。五番以降で5打点を挙げ、四番の不振分をカバーした。

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