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2014年11月28日
編集部

サンフレッチェ広島、あすのアウェー川崎フロンターレ戦に皆川、浅野、野津田投入でチームの未来託す

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練習中の森保監督2014年11月28日
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練習中にあれこれ思案しながらピッチを歩く森保監督

 

J1は残り2節。サンフレッチェ広島が2連覇してきたJ1王者は浦和レッズか、それとも三冠を狙うガンバ大阪か…。

広島から大量に人材を供給し続ける浦和レッズ、先のナビスコ杯決勝でも苦杯を喫したガンバ大阪。どちらもサンフレッチェ広島にとっては因縁の相手だが、過去はもう変えられない!

肝心なのはサンフレッチェ広島が残り2戦をどう戦い、どう来季に繋げていくか?

現在9位のサンフレッチェ広島は過去5年連続で7位以内の「賞金圏内」をキープしており、これがチームの強化を進めていく上でのクラブとしての目安になってきた。逆に言えば賞金圏内を長年続けることは今のJ1では難しい。

サンフレッチェ広島は2009年のJ1復帰イヤーを4位で駆け抜け、以来、7位、7位、そして連続優勝。優勝の翌年、極端に順位を下げるとそのあとが大変になるためここは残り2戦連勝でJ1王者の意地を見せたいところだ。

翌日にアウェーでの川崎フロンターレ戦を控えたサンフレッチェ広島は11月28日、午前中にエディオンスタジアム広島で調整した。

仕上げのミニゲームでは皆川、野津田、浅野の3人が主力組の前線に入りコンビネーションを確認した。

練習後森保監督の話をきくイレブン2014年11月28日
練習終わりで全員に話をする森保監督(画像中央)

新人の皆川が初めてJ1のリーグ戦に出場したのは7月に入ってから。今季、ひとり立ちが期待された野津田と浅野は開幕以降、多くの出番を与えられたが結果を出せず、また浅野は故障したこともありこの3人が等々力陸上競技場のピッチに同時に立てば「初体験」となる。しかも相手はホーム最終戦。「相当な覚悟で臨まなければいけない」(森保監督)状況だ。

今週に入っていろいろなポジションを試してきた森保監督は「単純に若手も使っていきます…、ではない!競争の中で試していい選手しか使わないし、そのあとの約束手形を渡す訳でもない。ベテラン選手も刺激を受けてまたやってくれるだろう」と特別な配慮ではないことを強調する。

と同時に「自分のもっているものをすべてぶつける姿勢が欲しい。最初からうまくいく選手などいないと思うし、チャレンジ精神を持ってプレーし続けて欲しい」とエールを送った。

この日の練習でワントップに入った皆川は「1回ミスしても落ち込まずどんどんやってくれ、とみんなに言われた」と報道陣の囲みの中で話し「持ち味の高さで勝負して、自分がつぶれ役になってでもゴールを引き出したい」。9月23日の日産スタジアム以来、8試合ぶりのスタメンのチャンスに強い意欲を見せた。

アギーレジャパンの最初の代表メンバーに呼ばれ「とびきりサプライズ」と注目された皆川だが、相手のマークが厳しくなるとその輝きは短期間のうちに失われた。その時に何が足りなかったのか?その経験を糧に残り2戦でどう変われるか?

同じく全国高校サッカー選手権得点王の浅野も、U-15からU-19までとU-21日本代表の野津田も今季はともに伸び悩んだ。

野津田はここ3戦で2試合にスタメン出場しているが浅野の方は9月27日のエディオンスタジアム広島でのヴィッセル神戸戦以来、7試合ぶりのスタメン出場。本来なら今季の攻撃陣を大いに盛り上げてくれるはずだった3人に森保監督が胸に秘めた思いを、それぞれがどう感じどう表現するか、その答えはチームの未来へと繋がっている。

練習で笑顔の浅野2014年11月28日
練習の合間に笑顔を見せる浅野

練習後の浅野の話
ミスしたら、とか考えていると安パイな方に流れがち。今までの経験を活かして、そろそろゴールを取りたいですね。どんなにミスしても自分の良さを出すこと。結果を出せばピッチの見え方も変わってくるし、余裕も出て成長できると思います。

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