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2015年01月12日
編集部編集部

広島ドラゴンフライズ、天皇杯で頂点逃すも貴重な経験を積みそして再び前へ

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広島ドラゴンフライズ準優勝
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第90回天皇杯全日本総合バスケットボール選手権大会準優勝の広島ドラゴンフライズ

第90回天皇杯全日本総合バスケットボール選手権大会(オールジャパン2015)の決勝まで上り詰めた広島ドラゴンフライズか、同じく初優勝を狙う日立サンロッカーズ東京か…。

オールジャパンの頂点を決める注目の一戦は1月12日、東京・国立代々木第1体育館で行われ81-66で日立サンロッカーズ東京が天皇杯を手にした。

準決勝に続いて「ディフェンスで粘り強く戦い、60点台ならチャンスがある」と試合前にコメントした広島ドラゴンフライズ、佐古賢一ヘッドコーチは「リバウンドを多く取ったチームが有利になる」とも言い切っていた。

スターターの坂田、竹内公輔、チャップマン、田中、平尾にこの指示がどこまで浸透したか…。

第1ピリオド開始5分近くが経過した時点で日立サンロッカーズ東京のオフェンスリバウンドが9つを数え、これまでの広島ドラゴンフライズの戦いとはまるで違う入りになった。

たまらず佐古ヘッドコーチは今大会、大活躍の田中に代えて柳川を投入。流れを変えにかかったが、直後にハイトベルトにローポストから決められて5-10となり、さらに廣瀬に3Pを入れられて5-13になった。

「会場の雰囲気にのまれた」と佐古ヘッドコーチが振り返るとおり、明らかに立ち上がりで硬さの見えた広島ドラゴンフライズのスターター、そして交代出場選手たち。とにかく思うように体が動かず、残り4分を切ったところでリバウンドの数は相手の13に対してわずかに4。ナーバスになったチャップマンが2つ目のファウルを犯す始末で残り2分50秒で5-15まで差が広がった。

インサイドを自在に突かれ、攻撃リズムを失ったまま11-18で第1ピリオド終了。第2ピリオドはファイ・パプ・ムールと北川が連続得点して15-18といきなり追い上げたが、その4分後には再び15-25と点差を広げられた。

佐古ヘッドコーチの言う「勝負どころ」で必ず自分たちのプレーに徹することにかけては日立サンロッカーズ東京の方が数段、上手だった。

その後もインサイドではハイトベルトに存分に動かれ、アウトサイドではがら空きになったコースを突かれた。田中や坂田が単発的には盛り返したが第2ピリオドも12-20。前半を終えて23-38と追いつけるギリギリのところまで点差が開いた。

頼みの竹内公輔が譲次との”双子対決”でも劣勢となり、全体的なリズムが悪いからどうしてもシュートの成功率も落ちる。撃っても撃ってもいい形の展開に持ち込めない。それだけインサイドに強い日立サンロッカーズ東京のプレッシャーは強烈だった。

日立サンロッカーズ東京の攻撃
広島ドラゴンフライズは本来のディフェンスがなかなか機能しなかった…

後半も開始直後にハイベルトにまた先手を打たれ、チェンバースにも続かれて23-42、19点差になった。そこから活き活きとした動きで坂田が魅せる。2P、2P、さらに自信をもって放った3Pも入って3連続。30-42と素晴らしい勢いで点差を詰めた。

ここで奮起のチャップマンも決めてとうとう10点差。だが一桁目前となったその瞬間から日立サンロッカーズ東京の逆襲が始まりチャップマンは4つ目のファウル。柳川や田中がいい動きを見せるものの第3ピリオドも23-27、トータル46-65で第4ピリオドに入り、開始早々に竹内公輔がやっと2本目、3本目の2Pを立つ続けに決めたが時すでに遅し…だった。

試合後、佐古ヘッドコーチは「選手たちは今持ててる力、今の経験の中でイメージを精一杯膨らませてファイナルに挑戦してくれました」とコメントした。

また竹内公輔は「若い選手たちが一生懸命やってくれたので、このチームはどんどん強くなると確信しました。NBLリーグ後半戦もこの勢いで成長していきたいです」とメダルを首にかけ胸を張った。

決戦に勝利した日立サンロッカーズ東京のマイケル・オルソンヘッドコーチはマイクを向けられると開口一番、こう言った。

「誕生して間もない広島がこのチャンピオンシップの舞台でここまで勝ち上がってきたことは驚きであるとともに敬意を表したい…」

そう、日本バスケットボール界に広島ドラゴンフライズあり!を示した貴重な年明けからの10日間をかけがえのない財産に変え、羽ばたき始めたばかりのチーム。

近い将来、もっと高いところをスイスイ飛び回る、きっと訪れるはずのそんな日を目指して、再びNBLへと戦いの舞台を移す。

天皇杯決勝表彰式2015年1月12日
表彰式の模様、優勝した日立サンロッカーズ東京に天皇杯が手渡された

 

【天皇杯 男子決勝】

広島ドラゴンフライズ66-81日立サンロッカーズ東京

1P 11-18

2P 12-20

3P 23-27

4P 20-16

会場:国立代々木競技場第1体育館

 

【スターティングメンバー】

広島:#7 坂田央、#10 竹内公輔、#13 クリント・チャップマン、#24 田中成也、#25 平尾充庸

日立東京:#1 木下博之、#10 アキ・チェンバース、#15 竹内讓次、#24 広瀬健太、#42 ジョシュ・ハイトベルト

 

広島ドラゴンフライズ STATS

【得点】

#7 坂田央14

#25 平尾充庸10

#13 クリント・チャップマン9

 

【リバウンド】

#10 竹内公輔13リバウンド

#27 ファイ・パプ・ムール6リバウンド

#13 クリント・チャップマン 13リバウンド

 

【アシスト】

#25 平尾充庸8アシスト

 

日立サンロッカーズ東京 STATS

【得点】

#24 広瀬健太20

#42 ジョシュ・ハイトベルト19

#15 竹内譲次16

 

【リバウンド】

#15 竹内譲次9リバウンド

#42 ジョシュ・ハイトベルト7リバウンド

 

【アシスト】

#15 竹内譲次4アシスト

#1 木下博之3アシスト

#24 広瀬健太3アシスト

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