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2015年03月26日
編集部

日本バスケ大改革へ、川淵チェアマン”強権発動”、広島ドラゴンフライズは参戦に意欲、広島基町・紙屋町地区などを拠点にスポーツ特区誕生の可能性

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昨年9月、広島グリーンアリーナで開催された第21回JAカップ3×3ビッグトーナメント2014。広島ドラゴンフライズメンバーがゲスト参加。多くの子どもたちやファンでアリーナはバスケ一色になった。

 

国際バスケットボール連盟(FIBA)から無期限の資格停止処分を受けたた日本バスケットボール協会(JBA)の改革がいよいよ本格化する。

これまでの「既得権」と「終わりなきしがらみ闘争」に大ナタを振るうタスクフォース、特別チームの川淵三郎チェアマンらは3月25日、東京都内で第3回会合を開き、関係者の中では”本道”であるNBL(ナショナルリーグ)と同じく”新興勢力”に位置づけられるbjリーグを統一した新プロリーグの参加基準を正式に決めた。

川淵氏とともに共同チェアマンを務めるFIBAのワイス財務部長は「6月のFIBAの会議で処分を解除できる好感触を得ている」と発言。川淵氏の登場以来、「週三回も四回も話し合い、何時間も費やして」(JBA関係者)も、まったく話し合いが平行線だった国内ふたつの男子リーグの統合問題はイッキに加速していくことになった。

新リーグは2016年10月開幕予定。ピラミッド頂点の1部から2部、地域の3部構成で、それぞれチーム数は1部が12~16チーム、2部が16~24チームと幅を持たせた。

ホームアリーナの確保が条件で、1部の場合は収容人員は5000人、2部は3000人をメドとし、また、年間売り上げが1部で2億5000万円以上あることなど、財務状況の具体的な条件も盛り込まれた。

こうした”ノウハウ”はかつてあらゆる関係者が「無理」を唱える中でJリーグ誕生に持ち込んだ川淵氏の意向によるところがほとんど。また、その川淵氏の手腕に頼らざるを得ない状況まで、これまでの関係者が胡坐をかいていた、ということになる。

統一リーグは2016年・17年シーズンからスタート。3季目となる2018・19年の開幕時までに施設面で不備のあるチームは施設着工をすることが求められる。

現状では資金的に余裕のあるNBLのクラブでも競技会場問題については課題が多く、親会社の方針などから「複数会場を本拠地に」と反発する声があがったが、川淵チェアマンはこれを一蹴。Jリーグ立ち上げの際に、読売グループトップに君臨する渡辺恒雄氏(読売新聞社社長・当時)の「川淵は独裁者」に代表される発言と猛反発さえモノともしなかった辣腕は、あれから20数年が経過しても衰えていない。

新リーグへのエントリーは4月に締め切られ、7月中に1部、2部の振り分けが行われる。これまでのJBAの仕切りに比べて超ハイスピード日程となる。

クラブへの説明会には広島ドラゴンフライズの岸房康行社長も出席。改めて1部入りを目指す方針を表明した。

広島市内には現在、広島ドラゴンフライズが本拠地としている広島サンプラザホールと広島市のど真ん中に位置する広島グリーンアリーナがありどちらも1部の条件を十分に満たしている。

あとは入場者の数に比例する2億5000万円が目安とされる年間収入の確保への道筋をどうつけるか。

仮に旧広島市民球場跡地に複合・多機能型サッカースタジアムができれば、広島グリーンアリーナとの連携などで現在、広島市長選、立候補予定者の小谷野薫氏が公約に掲げる「スポーツ特区」構想がイッキに現実味を帯びる可能性もある。

JTサンダーズチアガール

広島グリーンアリーナは男子バレーボールのJTサンダーズ、ハンドボールの広島メイプルレッズやワクナガレオリックのほか卓球、ソフトテニスなど広島を代表する各種競技で使用され、「スポーツ王国広島」復活と広島の子どもたちの明るい未来へのカギを握る空間となっている。

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