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2015年07月28日
編集部

広島の堂林、記事にもならずひっそりと2度目の二軍降格、の不思議

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堂林
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    ダグ

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今季「スタメン・サード」を目指してスタートした堂林だが…

 

神宮でのヤクルト3連戦に備えて7月27日、東京入りした広島ナインの一行の中に堂林の姿はなかった。

あえなく今季2度目の二軍再調整となったかつての「プリンス」。しかし翌7月28のスポーツ各紙の中で、そのことを「短信」以外で報じたものは見当たらない。何がなくても「堂林」でフロントに見出しを取り、あれだけ大騒ぎしてきたにもかかわらず、だ。

堂林がなぜ一軍では数字を残すことができないか?すでに昨シーズンの段階から「ひろスポ!」はその要因を掘り下げてきた。その課題は残念ながら今も解消されていない。

もう多くは触れないが今季の成績は21試合、31打数6安打で8三振。持ち前の長打力という側面でも二塁打1本だけ。このタイプの打者で安打数より三振数が多い限りは難しい、というのが「ひろスポ!」の当初からの見解だ。

だが、そのことは緒方監督自身が痛感しているに違いない。

二軍で大した実績も残さないまま一軍再昇格を果たしたのが7月12日。ナゴヤドームでいきなりスタメンに名を連ね、結果は空振り三振、遊ゴロ、空振り三振、送りバント失敗フライアウト、空振り三振だった。

その後は14日の甲子園で代打出場してセンター前ヒット。

続いて15日の甲子園で同じく空振り三振。

そこから球宴休みを挟み中日、巨人とのマツダスタジアム6試合では一度も出番がないまま、今回の出場登録抹消に至った。

そんなに起用しづらい選手をどうして緒方監督は一軍に引き上げたのか?「選手起用を決めるのは監督だけではない」と証言するカープOBは複数いる。それがもし本当なら、得失点差リーグナンバーワンの「プラス」をキープしながらも一度もも首位に立ったことがないチーム状況をすべて指揮官のせいにするには無理がある。

堂林は前回、一軍に昇格した時もナゴヤドームでの「地元凱旋」を果たしている。そのあとも遠征先の甲子園。関係者の間からも「まるで顔見世興行」の声があがっている。

時節柄、ひとりでも多くのブルペン陣などを備えておきたい、とヤクルトは「中継ぎ8人体制」を明言している。

かつてない混セを勝ち切るためにどのチームも一、二軍の入れ替えや外国人選手の補強を通じて最前の措置を講じながら一軍枠28人を調整している。

勝率5割復帰を目標に掲げたチームが1点差ゲームを繰り返していた時期に、堂林が一軍にいたこと自体大きなマイナス…。そんなことはハナから分かっていたはずではなかったのか…

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