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2015年12月13日
ちゃこちゃこ

ちゃこのVプレミアレポート!開幕前の懸念材料がモロに露呈、「悲願の初優勝」のあとの補強不足で今のチーム状況は必然

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JTサンダーズ1
  • 3

    レッドヘル

  • 4

  • 5

  • 2

    ダグ

Vプレミアリーグ男子大会2015.2016、第2レグ第5戦(12月13日)

我がJTサンダーズは大阪府堺市・金岡運動公園体育館にて堺ブレイザーズと対戦しました。

堺ブレイザーズとの1レグでの対戦は3-2でのフルセット戦った末の勝利でした。

この時は助っ人ペピチの調子が上がらない(ペピチはどちらかというとスロースターター)内から、千々木・石島のWS陣の強力サーブに崩されて苦戦した挙げ句、相手よりも勝った「集中力」で逃げ切ったのでした。

そして今回、試合結果は
25-21
13-25
23-25
22-25
セットカウント1-3で、負けました。またもや、ポイントなし…。

ポイント2差で上を行く「5位堺」との直接対決に、ポイントを奪えず敗戦したことで、5位の背中も遠くなりつつあります。(7位に沈むサントリーが、この日も0-3負けし、ポイント9。「まだ」差は4あります。それにしても、昨季優勝と準優勝チームが、6・7位とは…)

JTのスターティングメンバーは、
WS:越川・八子
MB:町野・中島
OP:レオ
S:深津
L:唐川。

今日も、リベロの久原をWS登録し、レシーバーとして出場させる準備をしてました。

対する堺は、前回対戦の時にはベンチ外だった MB松本がスタメン。セッターは佐川で固定してきました。MBを第2セットから出来田→横田に変えたましたね。この堺の「ビミョーな選手交代」が、JTと堺の『経験値の差』を生んでましたね。

松本は長年全日本のセンターを守ってきた「世界基準」の選手。年を取ったことと故障がちで、もう全日本には招集されていませんし、年間通して活躍出来てないので、「ブロック賞」などの目立つ位置からは遠のいていますが怖い存在です。

松本にマッチアップしていたセンターはJTのベテランMB町野ですが、コミットでマークしても止まらない松本…。松本vs町野は松本に軍配でした。

また、横田は昨シーズンは怪我で丸々棒に振り、一昨年には全日本に選出されたけど、実際には出ることが出来ず。不本意な成績が続いていました。

横田の強みは、変化するジャンプフローターサーブ。今では、パナの深津や合成の近など沢山の人がやっているサーブですが、横田が先駆けだと思います。全日本に居た時にもやってて、世界相手にそれなりに効果があるものでした。

そして、MBにしておくには惜しいバレーセンスMBだと後衛に行くとリベロと交代してベンチ外に出てしまうから)。今回、横田は、サーブを、スパイクサーブに変更してました。しかも、かなり強烈で、正確。これがJTには、痛手でした。

JTは、(土)のパナアリでの一戦を受けて、好調な中島くんをスタメンMBに起用。

中島くんは、2年目のMBですが、近畿大学在学中は2年生までOPをやっていて途中からMBに転向した経歴があり、強力なスパイクサーブを打ちます。アタックも強烈に打ちます(MBはクイック専門な感じですから、タイミングを合わせて“はたく”ように打つ選手が多いのですが、中島くんは“打ち込む!”感じですね)。

ですが…

前述したように、堺のMB2人が(出来田も入れると3人)が「世界基準」。力負けしていたと思います。

堺のブロックポイント10に対して、JTは4。しかも4のうち2本は第1セットに出ていますし、ポイントになったブロックにこれだけ差が出ているのですから、ワンタッチが取れているかどうか、などの数字に表れない部分でどれだけ差があったか…推してしかるべき。

第2セットは、滑り出しから松本のフローターサーブにやられて、いきなりの0-4。4-10になった時に、八子に変えて安井を投入。11-19になった時に、越川主将を下ろしレシーバー久原を投入。

それでもゴッツのサーブを拾えずサービスエースを許し、11-20。ここで、レオさんも下ろし、事実上このセットを“捨て”、セットカウント1-1で、第3セット仕切り直すことを選択しました。

グイッと表情の引き締まった第3セット。出だしから3連続ポイントで、いい流れを作ったけど、千々木のサーブで安井(第3セットはスタートから起用。でもアタックもブロックも冴えず、アタック2連続ミスした11-15時点で、八子と交代しました)・越川がやられっぱなしであっという間に逆転を許し、3-6。ずっと2.3点を追いかける展開になりました。

堺がなかなかサーブレシーブで崩れず、JTの得意な形に持って行くことができないまま試合は進み、追いつくことが出来ません。ようやく!23-23で、同点に追いつきましたが、粘りきれず。あっさりとこの後2得点され、23-25でこのセット奪取出来ませんでした。

ここで「勝ち点3」の可能性がなくなり、あと2セット勝ち取らなくてはいけなくなり、そこまでして戦っても、ポイントは2しか取れないことになりました。ポイント制のビミョーなとこですね。この時点(セットカウント1-2でリードされている時)でのモチベーションの保ち方が鍵なんですよね。

負けられない、第4セット。セット間の控え選手のアップをマジマジと見ていると、MB安永は試合開始前とは全く変わって「自分は出ることになるかもしれない」ことを想定した緊張感漂うアップをしていましたし、レシーバー久原も同じ。

安永よりは緊張感低かったけど、筧本も試合開始時の表情とは違う緊張感でアップをしていましたね。選手起用の方針というかチーム全体に方針・方向性が指示され、理解されている、のですね。(緊張感なく笑っていたのは、リベロ登録されているWS吉岡くんぐらい。彼は、唐川くんが負傷退場でもしない限り、出番は来ませんから)

でも、ここぞ!という時にレオさんのスパイクミスがあったり、町野vs松本で競り負けたり、粘りきれない。決定力に欠ける。で、第4セットは一度もリードを奪えず、負けてしまいました。

チーム全体に、監督のゲーム作りに対する方針が徹底している。それは、コーチやマネージャー、通訳などのスタッフもキチンと共有出来ていて、素晴らしいの一言。

サンフレッチェもそうですが、チームの方針がぶれず、監督・スタッフ・選手が一丸になれている。

強い、ハズです。

本当なら、JTサンダーズも、連覇に値するチームに成りうる、ハズ、です。

どうして、サンフレッチェは勝てて、JTは勝てないのか。

悪夢の入れ替え戦に何とか勝った2011.2012シーズンの翌年。責任を取るなら監督でしょ!?と思ったのに、「チームの成績不振の責任」を感じて、退部したのは平野コーチ。

???

監督留任で2012.2013シーズンに突入。昨季の悪夢の続きを見ているような、1レグ全敗スタート。

助っ人はこのシーズンからイゴールになっていましたが、前任者のハリー同様、パンチ力はあるけど、サーブ&アタック以外はブロックさえも手を抜き、フォローレシーブなんか「俺の仕事じゃない」って感じで。あ~

JTって、何でか助っ人っていっつもこのタイプだよな~。もっといい人おらんのか!?と、思ってました。

監督が急に「病気休養」し、マネージャー丹山さんが監督代行(平野コーチが退部し、この年から現役引退してコーチになった徳元さんは、監督代行が出来る上級コーチ資格を未獲得だった)。連敗がストップし、天皇杯になると、監督が現場復帰。

???

天皇杯を初戦で敗退すると、再び「病気休養」…。

…何が何だか。

そして、2013.2014シーズンを迎え、ビスコ監督の就任と、越川さんの移籍加入!

このシーズンは、メンバー登録人数は19人。猫田体育館での練習を見に行っても、練習が充実していました。

この年を準優勝で終え、シーズンオフに5人引退 1人移籍退部、新加入3人 移籍加入1人

トータルすると、マイナス2となりました。

初優勝した、2014.2015シーズンを、登録選手17人で乗り切ったJT。練習も、パート毎練習や4対4練習などを組み込み、人が減ったから質を落とす、ということがないようにやってきた一年でした。

練習を組み立てた監督やスタッフには頭が下がりますし、「質」を維持しながら「臨機応変」な対応が出来る、監督の手腕に感動しました。

その結果が、『初優勝』だったのです。

ディフェンディング・チャンピオンとして臨む、2015.2016シーズン。なぜか、このシーズンオフは、引退1、移籍退部1、新加入1、マイナス1でスタート。

戦略ダウンは数字だけでは計り知れないものがありました。

17人の中から厳選されて12人がベンチ登録され、またその中からリベロ1名を含む7人が決勝のコートに立ちました。

その厳選されまくった、決勝コート上の、7人の中の2人(小澤と酒井)がチームを離れたのです。補強は、大卒新人の唐川くんだけで良かろうはずがありません。でも、会社側は補強をしないまま、シーズンに突入。

ちまたでは、連覇とか三冠とか言われてましたけど、私はそんな悠長なこと言っとる場合か!?と思っていました。

そして、この12月になると、他チームは大卒新人の内定情報が入り始めています。

パナに「NEXT4」とやらの1人 愛知学院大学の山内を始めとして3人(山内以外の2人はどちらも中央大学なので、2年後に石川の入部を見越していることは確実ですね)。堺にも3人。(選手が14しかいない上に、平均年齢が高く、故障者が多い堺は、内定くんを1人、ベンチ入りさせてましたね)

サントリーに1人。

ジェイテクトに3人。

合成0(合成は、2014.2015シーズン開始前に、イゴールの加入と若手セッターの移籍加入1、新人6人入れてますから、さすがに来年は0でしょう)。

同じく、東レ0(昨季、主力が新人に取って代わり、世代交代が済んでいる。今年、新人1人と助っ人の入れ替え(若返り)も済んでいるので、必要ないかと)。

FC東京も0。(ここも、昨シーズン移籍加入も含めて10人増やして、昨シーズン末に5人引退。今シーズン、助っ人の入れ替えと移籍加入2人いるので、必要ないんでしょう)。

チームの規模(充実した練習を行うには必要です)を十分に確保できておらず、戦力が不安定なJTに、今年(リベロ唐川くんのみ)、そして来年(現時点で内定0)の補強状況で、本気で勝とうと思っているとは考えにくいです。

『悲願の初優勝』したら満足してしまったか、会社上層部。一生懸命戦っている選手・監督・スタッフが、気の毒です。応援していても悔しい思いばかりする、私たちファンも報われない。

バレーボールの選手の引き抜きは、プロ野球のドラフトとは違って、本当に『不透明』。お金や条件提示や交渉が、どう行われているのか、よくわからない。既に強いチームや在京チームにばかり、全日本クラスの選手が集まっている、不可思議な現象も、過去延々とあった。

でも、そうやって、全日本クラスや人気選手を集中させてきた「古豪」(日本鋼管や新日鉄、富士フイルム、NEC、旭化成…)が、次々と男子バレーボールチームを“畳んで”きた歴史もある。

JTはどうか!?

越川主将は、今年が3年契約の最終年度です…。

越川さんいなかったら、チーム成立しないけど…。

今シーズンは、オリンピック最終予選があるため、レギュラーシーズンを1ヶ月前倒しで開始しています。その為、いつもなら、1レグ終わった時点くらいの“仕切り直し”位置に開催される『天皇杯』が、レギュラーシーズン半分過ぎた位置にあり、この時点から仕切り直すのは難しい状況。しかも、天皇杯はトーナメント。勝てば、残って試合をしなければいけない。

今は、天皇杯で「勝つ」ことは目標にしないで、目の前の一つ一つを、クリアするしかないな、と思います。

12/19.20:決勝トーナメント 2回戦と準々決勝、12/26.27:準決勝と決勝です。

そして、2016年に入り、1/9.10が、第2レグの第6戦と最終戦。広島グリーンアリーナで、東レ と FC と対戦します。会場いっぱいのJTグリーンで、懸命に頑張っているJTサンダーズの選手たちに、地元の熱い声援を送りましょう!

頑張れ!JTサンダーズ!

JTサンダーズ「ブログウォッチャー」ちゃこ

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