現役時代、ひとり早い時間帯のマツダスタジアムで黙々とウォームアップを続ける前田選手
天才打者、前田智徳さんが、ゴルフの広島県アマチュア選手権に初参加して12位に入った。
5月14、15日に東広島市で開催された大会で、通算11オーバーの155だった。
前田さんは昨秋、ファンに惜しまれながら現役を引退。プロ野球解説や地域でのファンイベント、テレビ出演などで広島と東京を行き来する多忙な毎日を送っているが、その合間を縫ってゴルフの練習を続けてきた。
しかし、現役引退の引き金となった左手首骨折の影響もあってか「ドライバーを振りに行こうとすると耳元で”危ない”という声が聞こえる」と苦笑い。
”自慢のスイング”が思うに任せない時期もあり、バットをクラブに持ち替えても苦悩の日々が続いていた。
それでも、あの悪夢のデッドボール(2013年4月23日、神宮球場でのヤクルト戦)と左手手術から1年以上が経過して患部もかなり回復した模様。
その周辺からは「ゴルフでもプロを狙っているのでは?」の声も聞こえており、”天然芝”を舞台にしたわれらがHEROの”現役復帰”の日が刻一刻と近づいている…!?