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2016年04月04日
編集部編集部

スタートからまる1年で市民アンケート、しかもスタジアム建設場所問わずの不思議?ひろスポ!は見た!「サッカースタジアム検討協議会」の誰がどうやって広島みなと公園を祭り上げたのか?(3)

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旧広島市民球場跡地
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    ダグ

2014年5月にスタートしたサッカースタジアム検討協議会が、まとな論議をしてこなかったのは、そうしたい勢力と、そうさせたくない勢力がぶつかりあう中で、三浦会長、山根副会長がまともな論議を”させてくない勢力”の代表者だったからではないか、と推察できる。

それは、協議会まとめ役だった二人がどのようにして決まったか、を確認すれば分かる。すでにひろスポ!には今回の連載を始めるにあたり情報が届いている。当時の広島市スポーツ振興課長から直接、ある委員が「三浦さんを会長にするよう、ご発言ください、副会長は…」と言われたのである。言われた側は「そんなものなのね?」と会議でそのまま発言した。

要するにに三浦会長、山根副会長は広島市側が用意した。小谷野委員が会長の席に座っていれば話はまったく変わっていただろう。

三浦会長はこのころ、サッカースタジアム検討協議会と並行して松井市長らと一緒に広島市主催のシンポジウムにも参加していた。山根副会長は広島東洋カープの1シーズンのマツダスタジアムでの運営状況をチェックする広島市都市整備局の「広島市民球場運営協議会」の副会長も務める。公益財団法人広島市スポーツ協会会長の役職にあるのだから、と言ってしまえばそれまでだが、代表取締役会長を務めるヤマネホールディングス株式会社(山根木材)が広島みなと公園と目と鼻の先にあるとあっては、また話も違ってくる。モロにステークホルダーではないのか?

よって山根副会長の拠点は出島である。そう、今なお3者会談や作業部会と真っ向から対峙している物流港湾関係者の”本拠地”だ。そこに居ながら、なぜ港湾関係者が「寝耳に水」とぶったまげた広島みなと公園へのサッカースタジアム誘致をサッカースタジアム検討協議会で容認してきたのか?ちょいと足を伸ばせばいくらでも話し合いの相手はいたはずだ。…ということは、それを知っていながらあえて「広島みなと公園」を残した、ということにもなる。そうならば確信犯だ。

さて、まともな論議をしたくない勢力は、協議会の最初から終わりまで、ことあるごとに11人のメンバーでのスタジアムの核心に至る話し合い以外のことに時間を割こうとした。

外部から「専門家」を複数回招いて次々に聞きなれない調査などを繰り返したのもそう。まる1年が経過したころに、市民にアンケートを行うことになったのもそうだ。「今さらなんで?」という声が上がるのは当然で、しかも不思議なことにこのアンケートの質問項目に「スタジアムを建てるならどこがいいですか?」という質問は盛り込まれていない。当然、疑義を訴える委員はいあがったが、そんなものはすぐにかき消さた。協議会の”掟”には逆らえない。

ここではその詳しいいきさつについては割愛するが、アンケートを実施したことがのちに協議会の話し合いの中でどれだけの影響を持ったというのか、甚だ疑問が残る。

今回の記事の中ではただひとりの女性委員(それもどうかと思うが、11人いれば3人ぐらい女性がいるのが普通だが…)である高木彬子委員がこの協議会の根本的な問題を見事に指摘している。

その場で他の委員と三浦会長、山根副会長の反応を確認したが、誰もその投げかけにまともに答えることができなかった、もしくはしなかった。

もう、この頃にはサッカースタジアム検討協議会は、ただ回を重ねるだけで、まるで「検討」違いの方へ向かって突き進んでいた。

サッカーに例えるなら、まともなパス回しさえできずに、しょっちゅうボールがタッチラインを飛び出し、スローインしたボールがまた選手に当たってタッチを割る、そのうち怒声が飛び交いだす。そんなレベルに陥っていた。

 

2014年6月30日、ひろスポ!記事
広島に新サッカースタジアム建設を急ぐ検討協議会、スタートから1年が経過して今から市民意識調査などのためのアンケート実施へ

 

広島に新サッカースタジアム建設を急ぐ検討協議会、スタートから1年が経過して今から市民意識調査などのためのアンケート実施へ第13回サッカースタジアム検討協議会が広島市中区の広島市民球場跡地に隣接する広島商工会議所で行われた。会議は午後1時から2時間以上続いたが、この間「自由に市民らに使用してもらうため」(広島市)開放している広島市民球場跡地を通過、または訪問した市民はわずかに5人だった。

会議では前回の協議会の決定事項についての確認、今後のスケジュール、候補地の絞り込み、スタジアムコンセプト、アンケート調査などについて、議事進行役の三浦浩之会長(広島修道大学人間環境学部教授)を中心に議論が進められた。

候補地の絞り込みに関しては前々から交通アクセスの問題や隣接するヘリポートの関係でサッカースタジアム建設候補地としては難しい、という考え方が協議会の中でも大勢を占めていた「西飛行場跡地」が外された。

その後、残る候補地3つについての現状報告やスタジアム・コンセプト案などについての意見交換が行われた。

残る候補地は以下の3カ所。

便宜上一カ所として検討候補地になった「旧広島市民球場跡地とその北側の中央公園」

宇品地区の海の玄関口「広島みなと公園」

前回の話し合いで複数の委員が様々な理由から「候補地の対象外」と意見したにもかかわらず、三浦会長らの判断で残された「広島広域公園」

ただ、その話し合いの最中に高木彬子委員(株式会社アンデルセン・パン生活文化研究所相談役)がこの協議会がはらむ矛盾と方向性の甘さをズバリ指摘する場面があった。高木委員の発言の要約は以下の通り。

「ここまできてこの内容をやるのですか?今までお互いいろいろ言ってきましたが、言いっ放しできた感じなのでしょうか?今になってオンリーワンかまたは無難に目の前のものを作るか、というようなレベルの話し合いをしなくてはいけないのでしょうか?もう少しやり方があったのではないでしょうか?でも、ここまでやったのでやるべきだとは思いますけど…」

昨年6月8日に第1回が開催されてすでに1年が経過したにもかかわらず今回の議題の“目玉”が「候補地絞り込み」や「スタジアム・コンセプト」であることに対する鋭いけん制球が投げられたかっこう。

なお冒頭にあった「アンケート調査」の「目的」には「サッカースタジアムに対する市民・県民の意識の基礎調査を行うとともに、サッカースタジアムの整備をする際に市民・県民が重要とする視点を把握することを目的に実施する」と記されている。

1年間の話し合いのあとに実施するアンケートの内容は、そのまま先の田中氏の“けん制球”の裏返し、ということになる。

スタートからまる1年経過して市民アンケート実施、しかもスタジアム建設場所を問う項目なしの不思議?ひろスポ!は見た!「サッカースタジアム検討協議会」の誰がどうやって広島みなと公園を祭り上げたのか?(3)

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