2016全広島サッカー選手権大会決勝トーナメントが6月26日に始まり1回戦4試合が行われる。準決勝2試合は7月3日、福山市の福山大学で、決勝は7月10日、広島市安佐南区のエディオンスタジアム広島で午後1時から行われる。
26日の対戦は次のとおり。
会場・広島経済大学フットボールパーク(広島市安佐南区)
広島経済大学―佐川急便(午前11時から)
広島修道大学―富士ゼロックス広島(午後1時30分から)
会場・福山平成大学グラウンド(福山市)
福山平成大学―SRC(午前11時から)
廿日市FC-福山大学(午後1時30分から)
大学勢4チームと社会人4チームで頂点を目指し、優勝チームは天皇杯への出場権を手にする。昨年は元サンフレッチェ広島の高橋真一郎監督率いる広島経済大学が優勝した。
その広島経済大学に昨年の決勝で延長戦の末、0-1のスコアで敗れたのが福山大学。福山大学は5月末に開催された中国大学サッカー選手権で今夏の総理大臣杯出場を決めており、決勝では広島経済大学を2-0で退けて中国第1代表となった。
その勢いで手ごわい相手の揃う今大会でも頂点に立ち、ふたつめの全国切符を手にすることができるか?
集中豪雨の合間を縫って早朝練習する福山大学サッカー部の選手たち
雨の続く悪天候の中、その合間を縫って初戦のSRC戦に向け早朝練習などで最終調整を終えた吉田卓史監督と前原翼主将に大会への意気込みを聞いた。
吉田監督
去年、この全広島もそうですが、すべての大会で準優勝で終わっています。(中国大学リーグ2位・優勝は環太平洋大学、中国大学サッカー選手権2位、優勝は環太平洋大学)そのへんの課題について、今の4年生たちが最上級生になり自覚も生まれいろいろ考えてくれたようです。技術や体力的な問題だけでなく、個々の意識やチームの一体感を大事にしようということで、今年に入ってそのへんがすごく見えるようになりました。その思いが中国選手権で優勝できたことに繋がっています。この勢いでいくと、今回もけっこういい試合ができると踏んでいます。…なんとか優勝して天皇杯に出たいですね。
前原主将
4回生は過去3年間で準優勝、ベスト8、準優勝とこの大会で一度も優勝できていません。4度目の挑戦で今年こそ!とみんなで練習に励んできました。中国大学選手権に続く2つ目のタイトルを奪い取るために100人を超える部員、スタッフ、チームが一丸となって全力でぶつかっていきます!