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2016年09月02日
編集部

鈴木誠也、栗原健太越えで四番の”資格”、新井貴浩との”連射”で広島のマジックは8戦連続で減少!

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9月2日の神宮球場、「誠也グッズ」求めてファン殺到!

 

9月2日 〇5-2ヤクルト、神宮球場、曇り
通算77勝46敗2分け、+31、M7
18時00分・3時間21分、3万0180人
相手先発・石川4回3分の2、9安打4失点
本塁打・新井貴浩17号3ラン、鈴木誠也24号ソロ(3戦連発)

一番ショート田中
二番セカンド菊池
三番センター丸
四番ファースト新井貴浩
五番ライト鈴木誠也
六番レフト・エルドレッド
七番サード堂林
八番キャッチャー石原
九番ピッチャー〇野村6回4安打2失点(22試13勝3敗0S)
H今村
Hジャクソン
〇中崎(56試合3勝4敗29S)

マツダスタジアムから神宮へと舞台は変わったが打線の勢いは変わらなかった。前日、DeNA・砂田を五回、二死からKOしたがこの日もまた石川を「勝ち投手まであとワンアウト」で天国から地獄へ?突き落とした。

先発の野村が四回、2点を先制され追いかける広島は二死から菊池が左前打、丸も右前打してお膳立てすると新井貴浩が赤く揺れる左中間スタンドへ逆転の17号3ラン。

石川からは前々回、8月2日の対戦でも二回の第1打席で2ランを打っており、当然ヤクルトバッテリーも警戒。第1打席空振り三振、第2打席三ゴロ敵失という流れの中で迎えたこの第3打席。真っ直ぐはストライクゾーンに投げてこない石川の6球目、低目へのボール球となったスライダーを見事にすくい上げた。

続く鈴木誠也は初球カーブを打って3試合連続となる24 号ホームラン。この数字は広島で2008年から2012年途中まで四番を打った栗原(現楽天)の25本塁打に迫るもので、四番を任される最低限の数字に到達したことを意味している。

栗原が自己最多25本塁打を放ったのは2007年で、四番は新井貴浩、栗原は五番を打つケースも多く「新井さんのあとなので相手投手の攻め方を参考にできる」と話していた。

今の鈴木誠也はまさにそんな状況。アベック弾は今季4度目で過去3度も五番・新井貴浩、六番・鈴木誠也の並びで打っている。

新井貴浩はこれで打点94で2位のDeNA・筒香に5点差をつけトップをキープ。鈴木誠也は安打数でも3戦連続マルチで打率は3割3分5厘に上昇。1厘落として3割4分3厘の打率1位、巨人・坂本との差をじわりと詰めた。先発の野村は自己最多更新の13勝目。

なおこの日も巨人は先発・内海が8失点で中日に7対8で敗れた。

広島にマジック20が点灯したのは8月24日で、東京ドームでの直接対決に勝利。そのあと広島は7勝1敗の超ハイペース、巨人は逆に1勝6敗。このためマジックは18、16、14、13、12、10、9、7と1試合も休むことなくマジック減らしを続けている。

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黒田のブルペン
この記事は2010年10月10日から一日も休まず様々なコンテンツを更新中の携帯サイト「田辺一球広島魂」をもとに再構成されています。新井貴浩選手、黒田博樹投手の2007年、前回カープラストシーズンにも密着…
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