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2016年10月22日
編集部

ハイパー二刀流の日本ハム・大谷を”打てる”のはエルドレッドか、松山か?

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日本シリーズ マツダスタジアム
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日本シリーズ開幕の朝を迎えたマツダスタジアム

 

日本シリーズ第1戦、マツダスタジアム(10月22日)

広島は午後に入っても雨が上がらず、マツダスタジアムでは屋内練習場で日本シリーズ第1戦に向けた調整が続いている。

初戦に勝つのは真っ赤なスタンドの大声援に後押しされる広島か、ハイパー二刀流を現実のモノとした大谷が先発する日本ハムか?

広島打線と言えども、日本ハム先発の大谷から連打…は難しい。

そこで威力を発揮しそうなのが広島の誇る長距離砲。

まず新井貴浩に代わって第1戦、四番を任されそうな松山。

大谷のルーキーイヤー、2013年6月18日のマツダスタジアムでの対戦では五番を打ち、二回、大谷の142キロの変化球をライトスタンドに叩き込んでいる。

もうひとりはエルドレッドで、過去2度の対戦では”当たりに当たって”いる。

2013年6月の対戦では四番を打ち、三回、手に死球を受けエキサイト…。

さらに2014年6月4日の札幌ドームでは、二回に126キロの変化球を振り切ってレフトスタンドにソロホームランを放っている。

大谷と広島打線との対戦は過去、この2回だけだ。

 

一方、日本ハム打線は広島の先発、ジョンソンを小技で揺さぶりにかかる可能性が高い。対戦は今年6月8日の札幌ドームでの1度だけ。六回に一気に3点をもぎ取ったが、無死一塁からの二盗やスクイズ(結果はジョンソンの犠打野選)、さらには押し出し四球というジョンソンが最もイラつく展開だった。(それが栗山監督の狙いだった…?)

栗山監督はクライマックスシリーズ、ファイナルステージ第5戦でスイッチの杉谷を二番に起用して、それが攻守両面でのいいリズムに繋がった。

コンディショ不良のグラウンドでは、どこまで盗塁や犠打を絡めた攻撃ができるかは未知数だが、ファイナルステージでソフトバンクに止めを刺したのもスクイズ…。栗山監督の采配が注目される。

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