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2016年12月13日
編集部編集部

サッカースタジアム問題で広島市、北九州市に続き京都府にもぶっちぎられる…敷地が狭かろうがとにかくまず作る、が京都府の姿勢、広島市にその覚悟はあるか?

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Hiroshima Peace Memorial Stadium
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サンフレッチェ広島の久保允誉会長が、旧広島市民球場跡地を想定した「Hiroshima Peace Memorial Stadium」案を発表、その詳細を報道陣に公開したが、今の広島市は「どこに、どんな規模のどんなスタジアムを建設するか?」をその1項目さえ絞り込めぬまま、吹田市、北九州市に続き今度は京都府に追い抜かれた…

 

広島市に負けず劣らず迷走を続けてきた京都市と京都府だが、さすがに年末ともなるとやはり動きがあった。12月12日、京都府が亀岡市に建設予定の専用スタジアムについて、実施設計を任された業者から京都府に出されていた専用スタジアムの完成予想図と施設の概要が明らかになった。

スタジアム建設問題に関して広島市が北九州市、京都市・京都府に”逆転”された様子を記したひろスポ!記事は次のとおり。何度も繰り返すが人の命は永遠ではない。選手生命、輝ける時間もわずか、である。そして40万件の署名は遊びではない。

「京都もスタジアム着工にたどりつけそうです」の声、届く、吹田にも北九州にも京都にも追い越される広島市のサッカースタジアム問題
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吹田市に続いて北九州市も新スタジアム完成間近!北九州市は市民説明会150回、広島市は…?卒業論文引用レポートより
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広島のサッカースタジアム問題、年内タイムアップ!「早期実現」は完全に掛け声倒れ!その責任は誰がとるのか?
hirospo.com/pickup/34610.html

今回、京都府に出されていた専用スタジアムの完成予想図などから分かったことは、当初の建設予定地に比べて4分の1以下の面積しかない現予定地への変更に伴って、そのスペックや外観が大きく変更されたことだ。スタンドも基本設計の段階では1層式だった。しかし土地が狭いため2層式に変更した。

京都府では技関係者らの声を集めてこの案を精査し、残り4カ月、2016年度中に実施設計を完成させるという。そして2017年度の着工、2019年度の完成を目指す。市議会総務委員会で「みなさんはスケジュール感がまったくない仕事をやるのか?期限がない仕事はありえない」とスタジアム建設場所決定の時期を委員から指摘されて「期限は今のところ限定するものではありません」などと平気で答弁する広島市は楽なもんだ。

いくら追い越されても何の痛みも悔しさも感じていない。「都市間競争に負けぬよう」は口先だけだとよく分かる。

京都市がやってうまくいかず、京都府が出てきても国の天然記念物であるアユモドキを保全するため建設予定地を別の場所に変更したりとこちらも広島市に負けず劣らずのメロメロ状態だった。

だが、この問題に詳しい地元関係者は「今、京都での空気感は出来る形で早く、というものになっている。2万5千人規模で、最初は円形の外観で考えていたものを4スミを切って土地に合わせるとか…。作る、が大前提なんですよ」とまるで広島市を見透かしたかのような話をしている。

京都府と関係者は今回の変更を加えた施設規模で、延べ床面積を約3万3千平方メートルに設定、サッカーの五輪代表クラスの公式戦誘致を目指す。広島がやりたかったことをまた先にやられた。

スタジアム西面のスタンド下には選手のウォームアップ室や更衣室など球場運営に必要な設備を集める。そして残る3面には商業ゾーンを配置、「にぎわい創出」の目的を併せ持った多機能型スタジアムを目指す。どこかで聴いた話だが言うだけ、と実際にやるのでは大違いだ。

だいたい京都府の計画では当初の予定地は約13・9ヘクタールもあった。それがだった約3・2ヘクタールになった。でも建設する。旧広島市民球場跡地だって7ヘクタール”も”ある。

最後に大事なことを忘れてはいけない。京都の新スタジアムを使う京都サンガは残念ながら今年もJ1昇格のチャンスを逃した。

J2・5位で昇格プレーオフに回り、このプレーオフで勝ち上がりJ1復帰を果たしたセレッソ大阪と決勝進出を懸けて戦い1-1のスコアで涙をのんだ。(同点の場合はJ2・4位のセレッソ大阪が優先)

北九州市はもっと大変だ。ギラヴァンツ北九州はJ1どころか今回、J3に降格した。新スタジアムでのデビューはJ1への厳しい道のりと同じ意味になる。

広島のお隣、ファジアーノ岡山はJ2・6位で昇格プレーオフに出場。初戦で同3位の松本山雅FCに2-1で勝って決勝に進み12月4日、セレッソ大阪に0-1で敗れた。ファジアーノ岡山がJ2に参入して8年。J1昇格の夢は簡単にはかなわない。

だがファジアーノ岡山は今季、初めてシーズン集客数20万人突破を達成した。「30万人」を目標としながら簡単には達成できていないサンフレッチェ広島がやがて岡山に追い越される日も来るかもしれない。

まったく行政側の頭にはないかもしれないが、今、サンフレッチェ広島が創り上げた立場も他のクラブのがんばり如何ではあっという間に危うくなる。

仮にファジアーノ岡山が昇格してくれば、例えば福山など備後地区の人材をどんどん引き抜かれる恐れ生じる。福岡市にホークスが戻ってきてカープへの九州エリアからの人材供給が急に難しくなったのといっしょだ。

プロ野球には「降格」がない。しかしバスケットボールのB.LEAGUEもしかり、入れ替え戦のあるリーグは文字通り「死活問題」と常に向き合っている。

そして「気づいた時にはもう遅い」が入れ替え戦のあるリーグの常でもある。

よって、ひろスポ!の論調も無理してでも!?厳しいものになっていく。

スタジアムは優秀な人材を引き寄せる。都市に魅力的な器があれば、一度故郷を離れた人も戻ってくる。「カープ移住」という言葉もある。もちろん福岡市あたりから「サンフレッチェ広島が大好きだから」と「移住」してきたサポーターもいる。

誰もが故郷のことを誇りに思いたい。誇れる街は行政の力だけでは生まれない。サンフレッチェ広島のスタジアムコンセプトにもっと耳を傾けていれば、もっと別の年の瀬が広島にもやってきていたはず、である。

広島新サッカースタジアム取材班

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