マツダスタジアム敷地内で徹夜するファン(3月17日夜、読者提供)
マツダスタジアムでは3月18日、19日、20日の3連休で日本ハム、オリックスとのオープン戦が行われている。
18日は黒田博樹さんの関連イベントも開催されたため、2万8000人を超える集客があった。開門前には長蛇の列ができた。
黒田人気でオープン戦でも大入りのマツダスタジアム
中には徹夜したファンもいる。ひろスポ!にはその画像とともに、次のような声が届いた。
オープン戦は自由席なんで普段座れない席に座ろうとしているみたいです。あとは、場所取りのついでに皆でワイワイとお酒を飲む場所にしている感じです。もう全席指定席にしてほしい位です。明日は休日なので徹夜組がまだ増えますよ。
これまでも多数、同様の声は寄せられている。
広島市の関係部局に何度も「早くやめるよう指導して欲しい」と訴えたファンもいる。だが、「カープ球団の方で…」との返事があるだけで、結果的にはこれまで具体的な策は講じられていない。
マツダスタジアムでは観戦に来たファンが心肺機能停止となるなど、重篤な事例が数多く目撃されている。広島市当局はこうした事実をどこまで把握できているのか?
ひろスポ!には「気分の悪くなったお年寄り、その場でしゃがみこむような人はたくさん見かける」というファンの声も寄せられている。実際、大型スロープのあたりで緊急搬送された高齢者もいる。
その日の体調や気候が個々のコンディションに影響を与えることは言うまでもない。「徹夜」での観戦が続くような状況は、健全なプロ野球観戦とは真逆の状況にある。
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