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2017年03月24日
編集部

市立呉ナインの甲子園、「プロ育成」ドラワン塾、外木場義郎バッテリー育成塾の卒業生がセンバツの舞台で見せるひたむきな姿のその理由…

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市立呉の甲子園での活躍にエールを送るカープOBでドラワン塾塾長の小川達明さん(トップ画像説明)

 

広島と呉市の誇り、センバツ初出場初勝利を飾った市立呉(広島)は大会第6日、3月25日の2回戦第2試合(午前11時30分プレーボール予定)で3年ぶり7回目出場の履正社(大阪)と対戦します。優勝候補に挙げられ1回戦では日大三(東京)を12対5で圧倒した強豪稿です。

甲子園初出場の市立呉は19日の1回戦で至学館(愛知)に延長12回、6対5で競り勝ち見事、初陣を飾りました。

市立呉が地元や関係者が一体となりソフト、ハード両面での強化体制を構築して、大きな夢に向かって進み、創部10年目でセンバツ切符を手にしたことは多くのメディアで報じられています。

カープOBの力も「イチクレ」を後押ししました。

小川達明さんもそのひとり。1976年崇徳センバツ優勝の立役者でカープ、ダイエーで活躍した強打の外野手として知られており、現在は認定特定非営利活動法人ポラーノが運営する「プロ育成」多目的フィールド、ドラワン塾(広島市安佐南区相田1丁目)の塾長として小・中学生の指導に当たっています。

市立呉メンバーの西川岳登選手(2年)はドラワン塾卒業生で、甲子園のグラウンドに立つ夢をかなえました。

「中学の間、うちに通っていました。ケガがちょっと多かったかな、それが努力を重ねて堂々と甲子園で入場行進…。我々の財産でもあります」と小川さん。

1回戦、至学館戦で活躍した柏尾健太選手(2年)、近藤大亮選手(2年)、青木勇樹選手(2年)もカープOBで「ミスターパーフェクト」の異名をとり、ファンの間に今なお強烈な印象を残す外木場義郎さんの指導を受けています。

認定特定非営利活動法人ポラーノでは「外木場義郎バッテリー育成塾」を呉、東広島、三原の3会場で随時、開催。呉市内の中学生野球部員を対象とした呉バッテリー塾は呉市との共同で開催され、3人は東広島と呉で外木場さんから指導されました。

外木場さんは2月から市立呉の非常勤講師としてもその活動の範囲を広げています。

「中村監督の厳しい指導のもと、みんなまじめに練習に取り組んだことが素晴らしい結果に繋がりました。近藤君も青木君も暇さえあればバットを振っていましたね。本当にひたむきな選手ばかりです」(外木場さん)

バッテリー塾では投手として指導を受けた柏尾選手は、甲子園の初舞台でキャッチャーとして主戦・池田史輝投手の160球、熱投を好リードしました。

「やることはプロもアマチュアも一緒、大切なのはその情熱、強い思いです」という外木場さんの思いはイチクレナインにもきっと届いているはず。優勝候補を相手にどんなひたむきなプレーが飛び出すか、注目です。

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