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2017年04月01日
編集部

両軍合わせて28死四球のマツダスタジアム、丸、鈴木誠也の一発や安部のサヨナラ打でサクラサク

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マツダスタジアム
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  • レッドヘルメット

マツダスタジアムそばの桜は2分咲き(4月1日撮影)

 

4月1日 〇9x-8阪神(延長10回サヨナラ)、マツダスタジアム
通算1勝1敗0分け
14時00分・5時間24分、3万1609人
相手先発・岩貞5回、5安打5失点
本塁打・丸1号3ラン、鈴木誠也1号2ラン

一番ショート田中
二番セカンド菊池
三番センター丸
四番ファースト新井
五番ライト鈴木誠也
六番レフトエルドレッド
七番サード小窪
八番キャッチャー石原
九番ピッチャー岡田4回5安打6失点
中田
薮田
今村
Hジャクソン
〇中崎(1勝)

開幕戦4時間1分に続いて5時間23分、大荒れゲーム。デーゲームがナイトゲームに…。昨季89勝のうち45勝を逆転で積み重ねた広島打線が最後は安部のサヨナラ内野安打で激戦にピリオドを打った。

広島先発の岡田は4回を投げ6失点。7つの四球を出して自滅したが、二番手以降もことどく四球を連発。阪神投手陣も”応戦”して、九回終了時点でともに四球13個ずつ、計26四球は1リーグ時代の1937年以来、実に80年ぶりのプロ野球タイ記録となった。

こんな状態では、開幕戦でも両軍、怪しげなプレーが相次いだ守備の方がまたガタガタ…

初回には丸の3ラン、五回には鈴木誠也の2ランが飛び出して5対6、1点差まで詰め寄った広島はさあこれから!という六回の守りで、ショート田中痛恨のタイムリーエラー。ミスミス2点を奪われて、今度こそ阪神ベンチに流れが傾くかに思われた。

が、その裏、広島打線は阪神二番手・松田の代わりバナを攻め、代打安部の四球と盗塁、代打會澤のタイムリーで1点を返すと、三番手の高橋からも丸が犠飛を上げてまたまた7対8、1点差…。さらに七回、阪神5人目の藤川から3つの四球を選ぶなどして最後は押し出しで同点に追いついた。

延長十回、阪神は7人目のドリスを送り込んできたが、一死からエルドレッドが左前打。続く代打下水流の時、ドリスは牽制悪送球で代走上本は労せずして二進。さらに下水流の遊ゴロも北條が処理に手間取りエラー。阪神の拙守によってあれよあれよという間に一死二、三塁とサヨナラのお膳立てが整った。

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