大野練習場の前で待つファンにサインする赤松選手(トップ画像説明)
現役プロ野球選手として、胃がん手術と抗がん剤治療を乗り越えカープナインとの優勝シーンを共有することを目指す広島の赤松真人外野手が近々、実戦を想定して二軍練習に復帰する可能性が出てきた。
赤松の近況については9月1日、スポナビ記事に詳細が掲載された。
赤松は1月に手術を受け、その後、抗がん剤治療で手足の痺れなどを感じるようになった。
7月11日、広島県廿日市市にある大野練習場で「三軍練習」に合流したあと、ボールを思うように握れず、ランニング中心のメニューになった時期もあった。
しかし、最近ではキャッチボール、ノック、ティ打撃もこなせるようになり、ピッチもあがってきた。
そして三軍合流からおよそ2カ月が経過する9月の早い時期に二軍練習参加、というプランも現実味を帯びてきた。驚くべき回復力である。
9月と言えば9月6日は赤松の35歳のバースデー…。
「抗がん剤は終わってますが、痺れは一生続く人もいるんですよ。でも一日で治まる人もいる。でも、(同じような症状で)動きたくても動けない方もいます。僕は動きながら治せるのですから、やれるだけのことはすべてやりたいと、そう思っているんですよ」
首位を行く一軍が優勝マジックをどんどん減らしていくことになる9月、赤松は練習量をどんどん増やして二軍で体の動きを元に戻し、そして再び一軍の舞台へその歩みを進めることになる。
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