ちゃこのＪＴサンダーズレポート国体編、注目の決勝広島県代表わずかに及ばず…大会関係者並びに地元のみなさんありがとうございました！

2017年10月09日: 編集部

画像左が東京都代表（FC東京）、右が広島県代表（JTサンダーズ）、画像奥に地元・八幡浜出身、中島選手の横断幕が見えます（トップ画像説明）

愛顔つなぐえひめ国体、成人男子バレーボール６人制の部最終日（１０月９日、愛媛県八幡浜市民スポーツセンター）

国民体育大会に向けて、各地でブロック予選が行われ、その勝者16チームによるトーナメント戦の頂点。決勝戦。ついに来ました。この舞台まで。

国体なので、いつもVプレミアでは普通にある、選手名の書いてある横断幕は一切なく、各都道府県のバレーボール協会の横断幕のみ。唯一の例外。JTサンダーズのMB、中島健太選手（背番号18）は、愛媛県県出身でしかも成人男子バレーボールが開催された「八幡浜市」の出身！母校の八代中学校、東温高校のOB会が大きな横断幕を出してくれてました。合計3つも！公式アップの時から「中島コール」があり、本人照れながら、応援団に手を振っておりました。

決勝戦は、広島県代表（JTサンダーズ）vs東京都代表（FC東京）でした。

本日のスタメンの皆さんを紹介します。
左から、S金子、OP塚崎、WS八子と吉岡、L井上航、MB安永。手前、屈んでしまっているのがMB筧本（すみません）

試合結果は、

24-26
25-23
21-25
22-25

どのセットも大接戦で、白熱した試合展開でした。が、結果は、「準優勝」でした。

何人かコマ落ちしていたとはいえ昨シーズン覇者の東レをストレートで破っての決勝進出となった東京都代表（FC東京）。助っ人OPの居ない布陣でWS3枚にしてきたFC東京・坂本監督の「勝ちたい」意地を感じました。

受けて立つ広島県代表（JTサンダーズ）。越川もおらず、グラチャンで絶賛売り出し中の山本将平も登録してないし、セッターはほぼ全編・高卒2年目の金子聖輝。

試合開始からいきなり4ポイントダウンでどうなることかと思いましたが、S金子、なかなかやります。タイミングが少々合わなくても果敢にセンター使うし、え⁈そこから上げちゃう⁈ってとこからセットするし。

なんだろうな、デジャブしたのは、マツダスタジアムの赤松の守備かな。WS2人のレセプションは決してAパスではなかったし、B程度に見えたのだけど、A’くらいに見えるんですよね。

サーブレシーブが上がってから走ってるんじゃなくて、野球でいう落下点、バレーではセット位置に入るのが早え！と思うんだ。多分、セットしにいくというよりフォローしにいく感覚があるから、なのかな。セッター経験が浅いから。

面白い！ハンドリングなどの技術は修練するしかないけど、もっと実戦慣れしていって欲しいな、と思いました。

第1セットもビハインドから追いつき、シーソー展開になり、22-24からも追いつき24-24。粘りましたが取りきれませんでした。

第2セットは、やはりリードされた展開から、S金子を盛り立てて、MB筧本を中心にしたブロック、WS八子&吉岡の攻撃+OP塚崎。八子は後ろも前も大活躍で。

第3セットはJTリードで進んでいたんだけど、八子電池切れっぽく…成功率が下がってきた。ミスが増え、とうとう逆転。
JTあとがなくなった。

第4セットは、なかなかジリジリした展開。MBに筧本に代わって、中島健太登場。もりあがりMAX！このセットのファーストポイントあげて、中島に大声援！

8-8からとうとう、金子に代わって深津登場。暫くはシーソー展開だったのに、S深津になったら、相手のブロックがそろった気がした。タイミングとか相性もあるんだろうけど。研究し尽くした相手とする方が相手は楽、ってことなんかなあ。

再来週10/22からは、Vプレミアリーグ開幕します。

地元開催は、
11/18 福山大会
12/2.3 呉大会
1/6.7 広島大会
です。
みんなで、JTサンダースを応援に行こう！

（ちゃこ）

追記
国体本戦に行ったのは初めてでしたが、会場運営、試合のサポート、地元PR、会場までの誘導、駐車の案内や交通整理、各県毎の応援団を中学生バレーボーラー中心にしっかり組織、そして地元の方がたくさん会場に足を運んで下さり会場は熱気ムンムンの盛り上がり、本当にたくさんの方の支えで、動いており、感動しました。滞在することで、たくさんの地域の方に親切に声を掛けて頂き、本当にありがとうございました。この場をお借りして、お礼申し上げます。

八幡浜港です、大分・臼杵とを結ぶフェリーが見えます