一般社団法人 日本野球機構(NPB)では10月17日、オフィシャルサイトのトップ画面に「一般社団法人 日本野球機構主催または開催運営 試合もしくはイベントにおけるチケット等の転売について」というバナーをアップした。
以下、その内容
一般社団法人日本野球機構が主催または開催運営する試合もしくはイベントについて、チケット(予約番号を含む)その他の入場権利等が、チケット二次流通サイトにおいて高額出品されております。
しかし、下記のとおり、当機構ではチケットや権利の転売、譲渡を禁止しており、転売、譲渡されたチケットや権利は無効ですので、球場・会場へは入場いただけません。
1.試合(オールスターゲーム、日本シリーズ等)
主催者の許可なく、特定の関係を有しない第三者に対し入場券を転売する行為は、試合観戦契約約款に違反します。転売目的で購入されたチケットは無効とし、当該チケットによる入場を拒否しますのでご注意ください。
<参考>試合観戦契約約款 第4条(転売等の禁止)
何人も第三者に対し、主催者の許可を得ることなく、入場券を転売(インターネットオークションを通じての転売を含む)その他の方法で取得させてはならない。但し、家族、友人、取引先、その他これらに類する特定の関係に基づき、営利を目的とせず、かつ、業として行われない場合については、この限りでない。
2.権利(ドラフト会議 観覧席等)
応募の際の注意事項等に記載のとおり、当選権利の転売、譲渡は一切禁じます。
当日、会場受付にて身分証(運転免許証、保険証など公的機関が発行するもの)による本人確認を実施するとともに、身分証をご提示いただけない場合またはご来場者が権利保有者本人であることの確認ができない場合には、入場を固くお断りいたしますので、ご注意ください。
NBPがチケット転売について、オフィシャルサイトに告知したのはこの夏のオールスターゲームの時以来、2度目。
「インターネット上での転売行為の数が非常に目立つようになり、対応を急いでいるところです」とNPB担当者。NPB主催の日本シリーズ開催を控えての今回の告知となったが、「転売問題」に決定打は打てていない。