土日、2日連続、雨天中止となったマツダスタジアム(トップ画像)
10月22日(日)も広島市内は雨が止まず、21日(土)に続き、クライマックスシリーズ、ファイナルシリーズ第4戦、広島対DeNA戦は「雨天中止」が発表された。
広島球団のオフィシャルサイトによれば…、
10月22日(日)に順延した第4戦は、台風接近による天候不良のため中止、
本日開催予定の第4戦の入場券は、記載されている試合の順番(第4戦、第5戦…)が優先されて、10月23日(月)の入場券となる…
などとクライマックスシリーズでの特別なルールが掲示されているので要注意。
広島球団オフィシャルサイト
www.carp.co.jp/news17/n-297.html
なお、広島、DeNAはマツダスタジアムに隣接する屋内練習場で調整する予定。
その際には当然、「あすの先発は誰か?」に注目が集まることになる。セ・リーグは予告先発を採用していない。
すでにDeNA・ラミレス監督は中4日での登板が可能となる薮田の”月曜先発”を警戒している。
広島地方の天気は22日午前中の段階では曇り、時々雨で現状ではプレーボールがかかりそう。
薮田は今季、15勝を挙げ、最高勝率の初タイトルも手にした。その実績と自信を背景に、”雨中の決戦”となった10月18日(水)の第1戦では5回68球、被安打2、与四球1。DeNA打線でヒットを放ったのは先発した石田と九番・倉本だけ。筒香と宮崎の打球は外野にも飛ばなかった。
一方、DeNAの”月曜先発”は今永が濃厚。
今永にとっては、待ちに待った登板日がやっとやってくることになる。今季、4月19日のマツダスタジアムで広島打線とは初対戦、いきなりの9回1安打完封勝利。レギュラーシーズン合計では6度対戦して1勝2敗、防御率3・52。残り5試合で勝てなかった分と”昨季の借り”を還すチャンスの到来である。
”昨季の借り”とは当然ながら、1年前の10月15日のマツダスタジアム、7対8、ルーズベルトゲーム敗戦を指す。
2連敗のあとの完封勝利で相手の勢いを止めさあこれから!と臨んだ第4戦。初回、エルドレッドの3ランなどで6点を失い試合を台無しにした。
そのエルドレッドも前日、右手の故障で登録を抹消され、その左腕に追い風が吹く?