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2018年02月11日
編集部

広島サンプラザホールの大声援に広島ドラゴンフライズ強烈な追い上げ、B2トップ4の群馬クレインサンダーズから先勝

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広島ドラゴンフライズ
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広島ドラゴンフライズは2月16日、およそ1カ月半ぶりとなる広島サンプラザホールでのゲームでB2全18チーム中勝率4位(6割3分9厘、23勝13敗)の強敵、群馬クレインサンダーズと対戦。第4クォーターで地元ファンの大声援を受け猛反撃に転じ、94-87で大逆転勝利を収めた。

B2第20節GAME1
広島ドラゴンフライズ94-87群馬クレインサンダーズ
1Q:20-28
2Q:27-28
3Q:21-20
4Q:26-11
入場者数:1557人
マンオブザマッチ:#24田中成也
シーズン成績:19勝18敗(B2西地区4位)

【スターター】
広島:#5山田大治、#7坂田央、#11北川弘、#13クリント・チャップマン、#24田中成也
群馬:#0小淵 雅、#5仁平拓海、#10アンドリュー・ランダル、#14佐藤文哉、#50梅津大介

相手は昨季、3位決定戦でぶつかった強豪群馬。序盤は互角。坂田、チャップマンの得点で立ち上がる。しかし流れは徐々に群馬に。オフェンスリバウンドから群馬#10ランダルに得点を許す。#10ランダルのアタックは強力だ。さらにチャップマンが5:04で早くも2ファウルとなり交代。群馬は外からのショットが当たり始め、点差が開く。広島も仲摩が3Pを決めて追いすがり20-28で第2Qへ。

だが群馬の流れが止まらない。愛媛オレンジバイキングス に次ぐB22位の得点力を誇る群馬…。#1ケネディ、#13ステファンにペイント内で自在に得点を決められる。さらに#5仁平に速攻を決められるなど点差はこのゲーム最大の16点に。それでもここで流れを変えるドリスドムの豪快なダンク、朝山の3Pと広島が流れを作り始める。チャップマンの3Pも決まって47-56と点差をなんとか詰めて後半へ。

第3Q、北川から田中へのアシストが決まって出足はナイス。北川が3Pを決めて56-64。さらに24秒バイオレーションを取るなど広島らしいディフェンスでの集中力が発揮され、チャップマンのファストブレイクで流れは徐々にホーム側に。ドリスドムのスティールから田中のレイアップ、北川の3Pで64-68と点差は4点。それでも簡単に逆転とはいかず。群馬#1ケネディが落ち着いてジャンパー、ファストブレイクを決めて引き離す。広島は追い上げムードをくじかれる形で最終クォーターへ。68-76。

強い相手に勝って、自分たちの道は自分たちで切り拓く! 我慢の展開から抜け出すきっかけを作ったのは、ここ一番で研ぎ澄まされた集中力を発揮する田中の3Pだった。

立ち上がり立て続けに2本決めて74-78。そしてコッツァーがインサイドでねじこんでいく。残り6:12。ドリスドムの得点でついに同点。この場面で朝山がルーズボールに食らいつく執念を見せてチームを鼓舞する。朝山の執念が伝わった広島はディフェンスからリバウンドを奪って、コッツァーがインサイドで勝負をかけ、これが決まって残り4;12で84-83逆転に成功!

その流れを完全に引き寄せたのはここでも田中の3Pだった。勢いを失った群馬はショットがことごとく決まらない。流れとはそういうもの。北川がタフショットも決めて群馬に止めを刺した広島はこれで貯金1。

オフェンスリバウンドで10本も後手に回り課題は残るが、二桁得点6人はチームの闘う意思の表れでもある。

この勢いを「連勝」に持っていくことができれば、ドラゴンフライズが上昇気流に乗れる可能性は残される。

【主なスタッツ】
広島ドラゴンフライズ
◆得点
#3テレンス・ドリスドム15点
#13クリント・チャップマン15点
#24田中成也14点
#11北川弘11点
#7坂田央10点
#42ケビン・コッツァー10点
◆リバウンド
#42ケビン・コッツァー10リバウンド
◆アシスト
#11北川弘9アシスト
#3テレンス・ドリスドム6アシスト

群馬クレインサンダーズ
◆得点
#10アンドリュー・ランダル 23点
#1トーマス・ケネディ17点
#13ライアン・ステファン11点
#0小淵 雅10点
◆リバウンド
#10アンドリュー・ランダル10リバウンド
#13ライアン・ステファン5リバウンド
#5仁平拓海5リバウンド
◆アシスト
#51根東裕隆5アシスト

広島ドラゴンフライズ・朝山正悟兼任HC
「まずはホームのGAME1を勝利できてホッとしている。しかし内容としては自分たちの課題が出たゲームになった。前半と後半で全く違うチームになってしまっているようでは、安定した力が出せるチームにはなれない。ずっと課題となっているリバウンドでも負けているし、今週準備してきたのはオフェンスではなくディフェンスだったにも関わらず、前半は群馬に3Pを簡単に打たせてしまう展開になった。今日はフリースローを除いて、3P、2Pとも出来過ぎだが、1試合を通して、本当にやらないといけないことをやり遂げられるチームを作りたい。それでもこうして競った展開のなかで久しぶりに勝てたことは喜びたい」

広島ドラゴンフライズ・田中成也
「最近は練習でも良いタッチでショットを打てているので、打てる場面では打つと決めて、今日はいい結果につながって良かった。しかし今日のゲームは自分たちのゲームではない。前半は56点取られて、4Qは11点に抑えることができた。このディフェンスを明日は立ち上がりからやらないといけない。リバウンドでは全然ダメだったので、明日は一人一人の意識を高めて、やらないといけないことに集中してゲームに臨んで連勝したい」

群馬クレインサンダーズ・平岡富士貴HC
「平日という中でたくさんのブースターの前で素晴らしいゲームができたことにまず感謝したい。第3Qまでエナジーをもって戦ったが、第4Qは田中選手、コッツァー選手に良いスコアを挙げられ、焦りも出たのかディフェンスでミスコミュニケーションで失点を重ねた。アウトサイドを簡単に打つようになって、それが外れてリバウンドからボールを回され簡単にやられてしまった。明日は勝って帰られるように、今から準備をしたい」

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