ファンにとっての永久保存紙面、11月5日付中国新聞より(トップ画像)
日本シリーズ”終戦”から2日、11月5日の中国新聞18面に「広告主 黒田博樹」として「結局、新井は凄かった。」のコピーで全面カラー広告が掲載された。
17面(裏面)には、同紙の過去の記事が多数、掲載され、”新井さん”の残念な記事にブルーの蛍光ペン、黒田氏のナイス記事には赤の蛍光ペンでラインが…、
黒田氏は日本シリーズ期間中、同紙のコラムでも温かい目で後輩たちを見守りながら声を上げ続けた。ソフトバンクに日本一をさらわれた翌日、4日付の紙面では「新井の姿を忘れるな」の見出しでカープナインにエールを送り、「おまえが帰ってこなかったらカープの3連覇はなかった」とコラムを結んだ。
まったく、そのとおりだ。
新井選手と黒田氏、ふたりの大きな動きを列挙すると…
2005年…新井43本塁打でホームラン王、黒田15勝で最多勝利でチームは最下位
チームが10年連続Bクラスとなった2007年オフ…新井はFA宣言して阪神へ、黒田は同じくドジャースへ
2014年11月4日、今からちょうど4年前…ひろスポ!に「黒田博樹の国内復帰と、阪神の新井貴浩が広島の新井貴浩に戻る日…」の記事掲載
hirospo.com/carp/9902.html
同年11月10日…新井の広島復帰決定
同年12月26日…黒田の広島復帰決定…
緒方監督の1年目、2015年はこの大きなニュースとともにスタートして、2016年からのリーグ3連覇に繋がった。
広島のリーグ連覇の歩みは、よって、この黒田氏の全面広告をもってひとつの区切りを迎えたことになる。
広島の街にとっても、全国のカープファンにとっても実に濃密な4年間だった。
なお、新井選手は「出遭いに恵まれ、時に恵まれた野球人生でした」とすべての人たちへの感謝の言葉を改めて述べている。
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