「いつも通りやれば自分達の流れは来ると信じプレーしていた」という尺野将太ヘッドコーチ(トップ画像)
広島ドラゴンフライズは11月4日、群馬県県邑楽郡の千代田町総合体育館で群馬クレインサンダーズと対戦、前半で相手の攻撃を24点に封じながら第3クォーターで苦戦。第4クォーターでは一時逆転されたが、最後は持ち前の勝負強さを発揮して67-64でロースコアゲームに競り勝った。
広島ドラゴンフライズは4連勝。開幕から通算12勝1敗で西地区首位。
2位の熊本ヴォルターズは10勝3敗、3位の島根スサノオマジックは8勝5敗。上位3チームは今節をともに無敗で乗り切りった。
B.LEAGUE 第7節 GAME2
広島ドラゴンフライズ 67-64 群馬クレインサンダーズ
1Q:18-9
2Q:20-15
3Q:15-25
4Q:14-15
入場者数:611人
シーズン成績:12勝1敗
【スターター】
広島:#0ジャマリ・トレイラー、#2朝山正悟、#3岡本飛竜、#12エリック・トンプソン、#24田中成也
群馬:#0小淵雅、#1トーマス・ケネディ、#7古牧昌也、#14佐藤文哉、#31アブドゥーラ・クウソー
38-24、広島ドラゴンフライズのリードのまま後半へ。しかし第3クォーターでは2点差まで詰め寄られ、朝山正悟のボーナススローで53-49、4点差で最終クォーターへ。
第4クォーター。残り7:51、53-53ついに同点に追いつかれた。残り6:29でも55-55、そして5:55でついに55-58と群馬クレインサンダーズが勢いづく。
さらに残り3:22で57-62とされ広島ドラゴンフライズは踏ん張りどころを迎える。すると、残り2:44でジャマリ・トレイラーのセカンドチェンスが決まり59-62。残り2:06で朝山正悟の3p、これで62-62。
このあとはエリック・トンプソンのオフェンスリバウンドから岡本飛龍がジャンパーを決め、さらにジャマリ・トレイラートがインサイドで得点。勝負どころのこの1分と半で奪った2ゴールで勝ち切った。
主なスタッツ
広島ドラゴンフライズ
◆得点
#0ジャマリ・トレイラー17点
#2朝山正悟 13点
#3岡本飛竜11点
◆リバウンド
#12エリック・トンプソン13リバウンド
#0ジャマリ・トレイラー10リバウンド
◆アシスト
#3岡本飛竜5アシスト
群馬クレインサンダーズ
◆得点
#1トーマス・ケネディ 21点
#7古牧昌也 13点
#31アブドゥーラ・クウソ―11点
◆リバウンド
#1トーマス・ケネディ 10リバウンド
#31アブドゥーラ・クウソ―7リバウンド
◆アシスト
#51根東裕隆7アシスト
広島ドラゴンフライズ・尺野将太ヘッドコーチ
「40分間最後までプレーと気持ちが切れない力がついてきた。第3クォーターで相手の流れになった時に選手達は慌てず、いつも通りやれば自分達の流れは来ると信じプレーしていた。そこが最後に勝ちきるところに繋がった。より良いオフェンスを引き出せるように来週も頑張っていきたい」
群馬クレインサンダーズ・平岡富士貴ヘッドコーチ
「2週連続でこの体育館でたくさんのブースターの後押しがあった中、相手を苦しめたが最後に昨日と同様リバウンドで大きく勝敗が分かれた。小さいながらももがき苦しみ這い上がっていきたい」