エリック・トンプソン負傷退場に坂井レオら奮起東広島会場で広島ドラゴンフライズ5連勝マーク！

2018年11月10日: 編集部

ゲーム後アリーナを一周する選手たち、左から山田謙治、坂井レオ、村上駿斗（トップ画像）

広島ドラゴンフライズは１１月１０日、東広島市の東広島運動公園体育館でアースフレンズ東京Zと対戦。年に一度の東広島開催ゲームで、第１クォーターから続いた大接戦を見事にコントロールして83－79のスコアで粘る相手を振り切った。広島ドラゴンフライズは5連勝。アースフレンズ東京Z戦は１１日にも同会場で開催される。

B.LEAGUE 第8節 GAME1
広島ドラゴンフライズ 83-79 アースフレンズ東京Z
1Q:19-21
2Q:20-15
3Q:22-24
4Q:22-19
入場者数：1,575人
マンオブザマッチ：#0ジャマリ・トレイラー
シーズン成績：13勝1敗

【スターター】
広島：#0ジャマリ・トレイラー、#2朝山正悟、#3岡本飛竜、#12エリック・トンプソン、#24田中成也
東京Z：#1増子匠、#2ウィル・クリークモア、#5モガ・ラド、#柏倉哲平、#高山師門

第１クォーターを19－21で取られた広島ドラゴンフライズは第２クォーターで反撃。残り4：49、朝山正悟の2pで30－29とするとそこからは相手に勝ち越しを許さず、残り0：46で36－36にされてもここでまた朝山正悟の3Pが決まって39-36。3点リードで後半へ。ベテランの読みと勝負強さが光る。

第３クォーター。広島ドラゴンフライズがゲームの主導権を握る中、残り4:36でインサイドでの攻撃起点でもあるエリック・トンプソンが右膝を痛めて退場。交代出場したのは坂本ジェイ。アグレッシブなプレーで坂本ジェイが相手のファウルを誘う。

ジャマリ・トレイラーもインサイドで奮闘して積極的な攻撃でフリースローを獲得。残り2：23では坂本ジェイから坂井レオにスイッチ。クロスゲームが続く中、広島ドラゴンフライズは61－60と最少リードをキープして最終クォーターへ。

ここでも朝山正悟のファストブレイクが決まって63－60。そこから残り6：30で69－60まで持っていったが、3ｐを沈められ残り3:57で69-71。このあとは互いに死力を尽くしての激戦となり、残り1：49で75－74。残り0：25で79－78。いずれもアースフレンズ東京Zの執拗な粘りに遭いここで隙を見せた方が負け…

そのあと残り0：13で朝山正悟がジャンパーを決めて81－78。残り0：05で坂井レオがフリースロー2本を沈めて83－79として接戦に終止符を打った。

【主なスタッツ】
広島ドラゴンフライズ
◆得点
#0ジャマリ・トレイラー28点
#3岡本飛竜14点
#2朝山正悟13点
◆リバウンド
#0ジャマリ・トレイラー9リバウンド
◆アシスト
#3岡本飛竜 5アシスト

東京アースフレンズZ
◆得点
#2ウィル・クリークモア27点
#5モガ・ラド17点
◆リバウンド
#5モガ・ラド8リバウンド

広島ドラゴンフライズ・尺野将太ヘッドコーチ
「怪我やファウルトラブルで難しいゲームだった。だが、チームの力を試される良い機会だった。怪我だったりファウルトラブルを乗り越え自分達らしく40分間プレーをした選手達を誇りに思う。勝ち続けているという事はチームとして戦えているいう事。その事を象徴した試合だった」

広島ドラゴンフライズ・坂本ジェイ
「今日はアクシデントを全員でカバーし、チームの良い状況がでた試合だった。スタートの選手も、ベンチの選手も全員が声を出し試合を盛り上げている。明日もいつも通り準備をして試合に臨む。出来る事を出し切り、明日もチームで戦いたい」

広島ドラゴンフライズ・坂井レオ
「今日アクシデントがあった中で、自分が試合に出てチームに勢いをつけられるプレーが出来て良かった。自分の武器はリバウンド、これからの試合でリバウンドでもチームに貢献したい」

アースフレンズ東京Z・古田悟ヘッドコーチ
「相手のオフェンスリバウンドや注意しなければいけない部分で守りきれなかった。ファウルやターンオーバーを出しプレーが雑になってしまった。最後は勝たなければいけない時に自分達のミスで自滅してしまった部分もある。明日は40分間相手にやられてはいけない所を締めながらプレーをさせていきたい」

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