ジャマリ・トレイラーと朝山正悟(トップ画像中央左と右)
広島ドラゴンフライズは11月11日、東広島市の東広島運動公園体育館でアースフレンズ東京Zと対戦。前日に続く白熱ゲームは延長勝負となり98-89のスコアで広島ドラゴンフライズが勝ち切り6連勝をマークした。
広島ドラゴンフライズのB2での連勝記録は2016-17シーズンの第13節から第19節にマークした12連勝。
B2西地区は広島ドラゴンフライズが14勝1敗で首位。2位の 熊本ヴォルターズは今節で信州ブレイブウォリアーズに1勝1敗だったため11勝4敗となった。熊本ヴォルターズが唯一、広島ドラゴンフライズに土をつけている。
また中地区首位を行く信州ブレイブウォリアーズは13勝2敗となり、B2全18チームで1敗は広島ドラゴンフライズだけとなった。
B.LEAGUE 第8節 GAME2
広島ドラゴンフライズ 98-89アースフレンズ東京Z
1Q:22-24
2Q:25-18
3Q:21-25
4Q:14-15
OT:16-7
入場者数:1,826人
マンオブザマッチ:#2朝山正悟
シーズン成績:14勝1敗
【スターター】
広島:#0ジャマリ・トレイラー、#2朝山正悟、#3岡本飛竜、#7坂本ジェイ、#24田中成也
東京Z:#1増子匠、#2ウィル・クリークモア、#5モガ・ラド、#14柏倉哲平、#35高山師門
広島ドラゴンフライズは前日のゲームで負傷したエリック・トンプソン抜きの戦いに。代って坂井レオがスターターに名を連ねた。
第1クォーターは22-24。第2クォーターもクロスゲームとなり、25-18。前半を終わって47-42。
第3クォーター、開始早々に追いつかれ、そのあとは2、3点差以内のせめぎ合い。残り4:02でジャマリ・トレイラーがジャンプショットを入れて62-57と5点差にしたのもつかの間、残り2:09で64-65と逆転され、終了間際、にジャマリ・トレイラーのスティールから、坂井レオがファストブレイクを決め68-67で最終クォーターへ。
勝負どころでチーム力を結集するのが広島ドラゴンフライズ、最終クォーターは一時、8点のリード。ところが相手も粘る。ジリジリと追い上げられてとうとう82-82同点で5分間の延長戦へ。
広島ドラゴンフライズは延長開始直後に田中成也がファウルアウト…、82-84とリードされるが岡本飛龍がボーナススローを獲得して84-84。再び86-87とされると、ジャマリ・トレイラーがセカンドチャンスからAND1で得点して87-87。
さらに坂井レオもファウルをもらってボーナススローを確実に決め、残り2;35で89-87とついにリード!そこから朝山正悟、ジャマリ・トレイラーで引き離しにかかり、残り0:49で朝山正悟が3Pを沈めて97-87。
このショットでアースフレンズ東京Zの反撃意欲は断たれて勝負あり。朝山正悟は30得点、ジャマリ・トレイラーは34得点でともにプレイタイムは40分を超える奮闘。坂井レオの14得点も効いた。
【主なスタッツ】
広島ドラゴンフライズ
◆得点
#0ジャマリ・トレイラー36点
#2朝山正悟30点
#10坂井レオ14点
◆リバウンド
#0ジャマリ・トレイラー16リバウンド
#7坂本ジェイ7リバウンド
◆アシスト
#3岡本飛竜 7アシスト
東京アースフレンズZ
◆得点
#35高山師門19点
#1増子匠17点
#2ウィル・クリークモア16点
#5モガ・ラド16点
◆リバウンド
#ウィル・クリークモア16リバウンド
◆アシスト
#1増子匠 10アシスト
広島ドラゴンフライズ・尺野将太ヘッドコーチ
「トンプソン選手が出場出来ない中、GAME1に続き坂井選手が良い働きで繋ぎ坂本選手も長いプレータイムの中でしっかりプレーをしてくれた。ファウルトラブルもカバーしチームとしての底力やチーム力を証明出来た試合だった。熊本戦で延長で負けているところを乗り越えたので良い経験になった」
広島ドラゴンフライズ・ジャマリ・トレイラー
「自分自身のプレーはターンオーバーなど、反省点もある。だがオフェンスでもディフェンスもアグレッシブにプレー出来たと思う。何よりもチームの勝利に貢献出来て良かった。チームが勝つ為に自分が出来る事をこれからも探していきたい」
アースフレンズ東京Z・古田悟ヘッドコーチ
「全体的に相手の方が勝ちたい気持ちが強く、エネルギーが大きかった。勝負所でボールを取られた事が自分達の敗因だが、最後まで戦う気持ちを見せてくれた。追いつき追い越すまでが非常に重要だと思う。ディフェンスのチームと言えるようチームをまた作っていきたい」