広島を支えて６シーズンと半、広島っ子にも大人気、無限のパワーのブラッド・エルドレッドとお別れ…

キャンプも自転車通勤だったエルドレッド（トップ画像）

広島は１１月１４日、ブラッド・エルドレッド内野手、ジェイ・ジャクソン投手、レオネル・カンポス投手と来季の契約を結ばないことを発表した。

エルドレッド内野手は野村監督の３年目、２０１２年のシーズン途中、６月に獲得が発表された。２０１４年には３７本塁打で本塁打王。この年、６月１５日のロッテ戦で千葉マリンのバックスクリーンへ、チームの連敗を９で止める逆転満塁ホームラン。

このあと機首を上げた広島はレギュラーシーズン３位で２年連続２度目のクライマックスシリーズへ。「今シーズンを振り返、ブラッドのホームランが大きかった」（野村監督）

緒方監督の下では２０１６年、日本ハムとの日本シリーズで第１戦から３試合連続ホームラン！

家族と自転車でマチナカを移動したり、自宅そばの公園で大勢の子どもたちと一緒に野球する！など、その長打力同様、親しみやすさもナンバーワン。広島ローカルのテレビＣＭでは菊池との共演もひとり芝居もこなし、「エルドレッド」とまだうまく発音できない小さな広島っ子でも応援歌を口ずさむほどの人気者。

今季はバティスタ、メヒアのドミニカコンビの台頭で、後半戦は二軍調整が続いた。そして９月末、チームの優勝を見届けたあと、首の検査のため帰国した。

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