ＪＴサンダーズ何をやっても裏目に出て…負け試合から学ぶことも多い～ちゃこのＶプレミアレポート

2018年12月01日: ちゃこ

2018-19V.LEAGUE Divison1 MEN、レギュラーラウンド・第2レグ第１戦（１２月１日・土曜日、徳島県徳島市・とくぎんトモニアリーナ）
東レアローズ戦

第1レグで、ギリギリ勝ち越した我がJTサンダーズ。
大事なのは、ここからです！

今日の対戦相手は、昨シーズンは全く勝てなかったけど、第1レグでは、完勝した、東レアローズ。

初めての徳島・とくぎんトモニアリーナは、天井が少し低いですが、第1試合のジェイテクト（徳島県とテクトは、ホームタウン協定を結び、テクトのホーム戦として開催）戦は、会場360度テクトの白バルーン持った観客でいっぱい。そして第2試合のJT戦にも、大きなJT四国応援団が登場！会場の雰囲気は、まけてなかった！

アリーナ風景

さあ？！試合結果は？
18-25
19-25
20-25
試合時間1:30弱。一度もリードしてテクニカルタイムアウトを取ることなく、序盤で3.4点のリードを開けられ、そのまま終わる…。ほんとに、何をやっても裏目に出て、相手はミスどころかラッキーも全て相手の得点という。打つ手がない、どうしようもない試合でしたね。

スターティングメンバーは、
OH:山本将平、劉力賓
MB:小野寺、安永
OP:エドガートーマス
S:深津
L:井上航

今日は、ほんとに、トムと劉が決まらなかった。アタック決定率が2人とも、20%30%台て…話にならないレベル。深津がセンターを使わないので、バッチリ「待たれてる」感じで、いつもブロックに徹底マークされていて、気持ちよく打ててる場面が無かったですね。

で。サーブ。
もう、これが、酷い。
ミスを恐れるのはわかるけど、攻めてないから、全てが相手にチャンボをやってるようなもんで、東レセッター藤井のやりたい放題。JTのブロックは全然ついていけずに、スースー通過されてました。

第1セットも、第2セットも、良いところなしの、ワンサイドゲーム。第3セットは、ヤス→ナカジに変えたけど、肝心なところ（攻撃が全く決まらない）は変わらず。とうとう、セッター深津→金子に変えました。
トム→八子も変えました。
金子は、普通に小野寺にクイック上げてましたし、今まで決まらなかったサイドからの攻撃も、なぜか、ブロックに捕まらなくなりました。ブロックアウトも取れました。（このブロックアウトが、1.2セット取れなくて。跳ねたボールをことごとく拾われて、反撃される、という）

トスのタイミングも違う（高身長で、ジャンプしてセットするから、ギリギリまで自分の手元にボールを引きつけてる感じ）し、使うタイミング（攻撃手の選択）も、深津のクセに合わせていたとしたら、金子は読めなかっただろうなあ。私は、第2セット途中から今日は金子に変えた方がいいんじゃないかと思ってたんだけど、トムを降ろすタイミングでの投入になりましたね。

データバレーの時代、常に相手の作戦を読みつつ、コート上で考えて動かないといけない。前出来たことが、次も通用するとは限らない。JTは、ルジェなしの東レと戦って勝ち、ルジェありの東レには、ルジェを意識し過ぎて、アウントゥに好き放題やられました。これは、合成戦でも、イゴールと高松を意識し過ぎて、白岩に打たれまくって負けたのと、よく似てる。現場（コート内）で考えて動くように、いつも練習でも言われとるじゃろうに。

負け試合からは学ぶことが多いけど、精神的にそれを引きずらない強さを、信じたい！

徳島での、第1試合は、ホームゲームのジェイテクトに対し、大分三好が、フルセットの激闘の末に、初勝利を挙げました。コートの周りは、360度テクトの白バルーン。音応援はテクトのみ。いつもなら交互にある、応援団の時間も、ファーストテクニカルタイムアウトもセカンドテクニカルタイムアウトもテクトの時間。セット間のチアさんも全て毎回テクトのターン。そんな中で、大分の控えサークルでは、テクトの応援の音やダンスを、選手たちがニコニコ笑って踊ってました（笑）。そんな太い神経が、JTにも欲しいです。

そのノリノリの、大分三好と、徳島大会2日目対戦です。

切り替えて！
目の前の試合を、楽しもう！
しっかり、自分たちのバレーをしよう！

頑張れ！JTサンダーズ！
がんばろう広島！

（ちゃこ）

※徳島2日目も現地で応援です。昨日のささぐれた気持ちは、美味しい阿波尾鶏の焼き鳥が、癒してくれました（笑）