広島ドラゴンフライズの前に立ちはだかる熊本ヴォルターズの保田尭之ヘッドコーチ(トップ画像右からふたりめ)
広島ドラゴンフライズ、宿敵・熊本ヴォルターズに”連敗”-
広島ドラゴンフライズは12月12日、熊本県立総合体育館で熊本ヴォルターズと対戦、後半の追い上げも届かず75-86で敗れた。1位と2位の直接対決で手痛い負けを喫した広島ドラゴンフライズはB2西地区2位という状況がこれで2節続き、首位とのゲーム差も”最大”の1となった。と、同時に3位の島根スサノオマジックにゲーム差2に詰め寄られた。
B2 第12節
広島ドラゴンフライズ75-86熊本ヴォルターズ
1Q:17-22
2Q:14-28
3Q:16-14
4Q:28-22
入場者数:3,085人
対戦成績:16勝6敗
【スターター】
広島:#0ジャマリ・トレイラー、#2朝山正悟、#3岡本飛竜、#12エリック・トンプソン、#24田中成也
熊本:#2古野拓巳、#8ジョシュ・ドゥインカー、#11福田真生、#13俊野佳彦、#22スコット・モリソン
水曜開催でも熊本ヴォルターズの本拠地は3,085人のファンで埋まった。”打倒広島!”の思いはやはり凄まじい。
前節、土日開催、ホームの西宮ストークス戦でゲーム1を取りながらゲーム2では今季最大の得失点差負けを喫した広島ドラゴンフライズ。中2日でチームの再調整、とはならず、第1クォーターの途中から相手にゲームを支配された。27得点の朝山正悟主将の奮闘が光る。
10月のホームゲームでは猛追の末、延長勝負に持ち込み、わずかに及ばす…しかしこの日は最大22点差をつけられると反発する流れに持ち込むことはできなかった。相手も必死、しかも2017-18シーズンではB1昇格が手に届きそうなところまで昇り詰めただけに気持ちが強い。「がんばろう熊本」と「がんばろう広島」の激突は熾烈…だ…
【主なスタッツ】
広島ドラゴンフライズ
◆得点
#2朝山正悟 27点
#0ジャマリ・トレイラー18点
◆リバウンド
#0ジャマリ・トレイラー14リバウンド
#12エリック・トンプソン11リバウンド
◆アシスト
#3岡本飛竜5アシスト
#24田中成也5アシスト
熊本ヴォルターズ
◆得点
#13俊野佳彦23点
#8ジョシュ・ドゥインカー 21点
#2古野拓巳14点
◆リバウンド
#8ジョシュ・ドゥインカー12リバウンド
◆アシスト
#2古野拓巳7アシスト
#47並里祐6アシスト
広島ドラゴンフライズ・尺野将太ヘッドコーチ
「同じようなやられ方をしているゲームが続いている。改善していかないといけない点がきょうのゲームでまた明確になった。これはシーズンを通しての課題となってくる。きょうも前半の自分たちの流れが作れなかった部分を週末までに改善していかなければならない」
熊本ヴォルターズ・保田尭之ヘッドコーチ
「このゲームで頭一つ抜けれた事をスタートとし、ここから他地区の首位争いしているチームと年明けまで戦うので気を引き締め戦っていきたい。自分達がやろうとした展開を40分間チームが遂行してくれた結果」