「大事なところが違う」トム、将平、劉らの活躍でＪＴサンダーズは第3レグも白星発進！～ちゃこのＶプレミアレポート

2019年01月26日: ちゃこ

ＪＴサンダーズ応援風景（トップ画像）

2018-19V.LEAGUE Divison1 MEN、レギュラーラウンド・第3レグ第１戦（１月２６日土曜日、東京都・大田区総合体育館
豊田合成トレフェルサ戦

勝負の、レギュラーラウンド・最終レグ。この先の、ファイナルラウンドを戦い抜き、頂点に立つために、ここからの戦いが、とても重要です。

第2レグから、4連勝で頂点に立った天皇杯を挟んで5連勝中のＪＴサンダーズは3位をキープ。さあ！4位合成との戦いはどうなった！？

25-22
25-23
25-13

セットカウント3-0で、ポイント3をGET！合成を引き剥がしました。第3セットは、相手は、戦意喪失、していたように見えました。

スターティングメンバーは、
OH:山本将平、劉力賓
MB:小野寺、安永
OP:エドガートーマス
S:深津
L:井上航
鉄板です。

第2セットで、ヤス→八子
第3セットで、ヤス→トイ（ヤス、足がつったため。）
の交代のみありました。

相手の合成は、今日は先発セッター・内山に替えてきてました。OHは、高松と勝岡（内定選手。崇徳高～大阪産大）で組んでましたね。

第1セットは合成ペースで進み、J Tは常に3.4点の差を追いかける展開。その中でも、劉が、きっちり調整してきていて、レセプションもバックアタックもブロックも本来のキレを取り戻していたのが、素晴らしいと思いました。

で！
J Tが仕掛ける、深津のサーブの陣形（S1ローテ。前衛がトム、劉、小野寺）で、サーブ&ブロック！！
ブロックが随所に飛び出し、連続ブレイクで、逆転に成功！
セット終盤には、将平のサービスエースも飛び出しました。

勝岡の速くて切り込んでくるアタックも、トムがシャットアウトした場面もありました。傳田の速攻も、ドシャットしましたね。

イゴールとトム、どちらにもブロックがいやらしくついて、OP対決！の様相だったのは第1セットで。
お互いに、ブロックを崩したり、上から打ったり、…ブロックに捕まったりしてましたね。

第2セットは、イゴールはブロックを利用（最初からブロックアウトを狙った打ち方。身長の無い選手はよくやりますが）、トムは、J Tチームのメンバーが、ブロックフォローして再度攻撃したり、そのまま打つのは体制難しいからリバウンドを奪ってレシーブ→トスから仕切り直しをして、良いボールになってからトムにトスを送るように、してましたね。

気持ち良く決めていない、けど、最終的にはOPが決める。そこだけ見れば（イゴールとトムのアタック打数と決定率の数字）大差ないように思うけど、前述のように、全く！全然！2人は違います。個人の力量なのか、チームの力量なのか。大事なところが違います！

第1セット終盤も「爪を噛む」トムの不調時の癖は出てましたが、チームは勝ちました。

両サイドアタッカー、劉と将平が、頑張りました！特に、将平！難しいボールを頑張って打ったり、ここぞという時に決めてくれました！

そして、劉！ブロックは、スコア上、小野寺についているポイントも、劉のストレート側を締めてる手がエゲツない角度で出てるので、走り込んで揃えてきた小野寺の方に打ったら、小野寺の横走りの足速いし手も長くて背も高いから間に合っちゃった！で止まったブロックが何本もあった。

第3セットは、合成の方がS内山→前田、勝岡→白岩、イゴール→椿山、高松→山田
と、１つミスをすると、まるで懲罰人事のように選手を入れ替えていって、全く別のチームになってました。

OHの山田、白岩は、第3セットのアタック決定本数0、イゴールに代わって入ったOP椿山が2/6。J Tのブロックにことごとく引っ掛けられ、止められ、試合になっていなかったです。

最終レグの戦いで、ファイナルラウンドに何位で入るか決まります。少しでも上位で迎えたい、というのはあります。が、それよりも大事なのは、戦い方、だと思います。

相手チームに対策もされた中で、しかもその日の調子、というのもあるだろう。その１つ１つの違う状態の中、色々なパターンの中で、最善手で勝利を掴む、柔軟性のある、チーム一丸での勝利の方程式を見つけたチームが、勝てるのだと思う。

勢いだけではダメで、地力（1人1人見ていったら、全日本選手が、ゴロゴロとか）で勝るだけでもダメで、いつもJ Tが言ってる、「チーム一丸」が、勝利のキモ、なんですよ。

幸先いいスタートが切れました！1/27日曜日も大田区総合体育館で、大分三好と対戦です。頑張れ！J Tサンダーズ！！
がんばろう広島。
（ちゃこ）

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