画像は2018年3月1日、マツダスタジアム窓口に真っ先に並び、1時間以上かけ「525万円」(ファンの声)のチケットを購入し、そのまま立ち去った男性、その後ろに並ぶファンが目撃した。窓口女性の手があるあたりには「転売屋には一番おいしい」(転売屋バスターズの声)と言う、グループ席チケットの束が確認できたという
1月29日付の中国新聞29面に「カープ入場券抽選導入」「マツダ球場争奪戦加熱受け」の見出しで、抽選券配布当日、マツダスタジアムに来たファン全員に抽選券を配り、3月1日、2日に当選者約2000人が「指定された時間」にマツダスタジアム窓口で購入するという方式が紹介された。
朝日、毎日、読売など他紙では、この記事は見当たらない。
中国新聞記事内では「先着順」の問題点を指摘。「転売目的の業者」らによって先頭グループが形成される「テント村」について触れ「高額転売が横行」と明記された。
だが、肝心のチケット販売方法についてはここでは深掘りされていない。
例えばソフトバンク。昨季の動員数は2,565,554人。同じく2,232,100人の球団最多を記録した広島にとってはお手本といえる球団だが、HPを見れば単純明快で、チケット販売は「月ごと」になっており、発売開始日が6度ある。
ソフトバンクHP
www.softbankhawks.co.jp/ticket/how_to_buy.html
広島の販売方式は今回もまた3月1日、2日にシーズン全公式戦を対象に販売され、しかも「1試合ひとり5試合、枚数制限なし」という前年からの方式はそのまま残される、となっている。
マツダスタジアムでの公式戦チケットは2015年の黒田、新井W復帰以降、発売からわずかのうちに指定席が完売となる状況が続いており「抽選」の効果は不透明。このため県外に住むファンにとって、厳しい状況であることに変りない。
前年の3月1日、マツダスタジアムの窓口がどうなっていたか、は次の記事の中に詳細に記してある。
5試合縛りでもやっぱり525万円購入、マツダスタジアム入場券窓口で、後ろのファンから「早よ替われ」「1時間以上も長すぎる」(2018年3月1日掲載)
2018年2月28日未明、寒空の下、整理券をもらいに集まったファンの長蛇の列
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