サッカーの日本代表は3月31日、東京・味の素スタジアムでハリルホジッチ監督体勢2戦目となる国際親善試合に臨み、ウズベクスタンを5-1で一蹴した。
先制点はスタメン、ボランチに名を連ねたサンフレッチェ広島、青山。CKからのこぼれ球にゴール正面28メートルの位置からフリーで右足ボレー。強烈なミドルがゴールネットに突き刺さった。
「落ち着いて蹴れた。一昨日が娘の誕生日だったので嬉しい!」
昨年のW杯ブラジル大会、1-4と完敗したコロンビア戦で、シーズン当初から痛めていた腰が限界に達し、ピッチ上で動けなくなった。その後は長期離脱してチームのJ1での3連覇の夢も霧散した。
27日、大分であったハリルホジッチ体制での第1戦は出番なし。この日、スタメン起用された山口(セレッソ大阪)に代わり巡ってきたチャンスを試合開始早々に生かし、ハリルホジッチ監督のまぶたに強烈なシーンを焼き付けることに成功した。
また、サンフレッチェ広島の水本も後半から今野(ガンバ大阪)に代わって投入され、新体制デビュー。しかもボランチの青山の前に位置する「アンカー」の役どころを命じられた。ハリルホジッチ監督”さすが”の采配で、サンフレッチェ広島コンビが見事に光り輝いた。