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2017年08月22日
編集部

速報!広陵の中村奨成、PL学園清原和博に並ぶ大会タイ記録5発目をバックスクリーンへ、さらに新記録6発目

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第99回全国高校野球選手権大会、準決勝第1試合(8月22日)

広陵注目のスラッガー、中村奨成がいきなり仰天の一発を放った。

天理の先発、碓井涼太の初球をバックスクリーンへ…。これで5本塁打となり、1985年にPL学園清原和がマークした大会記録に並んだ。

また4塁打を加えたことで大会通算31塁打となり、2009年の河合完治(中京大中京)の大会記録を塗り替えた。

碓井の投じたこの試合の7球目、腰の高さに来た球を見逃さなかった。プレーボールから4分での中村の大会5号は、夏初優勝を狙う広陵にとって大きな2ランになった。

試合は四回裏、天理が2点を奪って4対3と逆転に成功。

しかし、五回先頭バッターの中村がまたしても碓井から左中間スタンドへ大会新記録となる6発目を打ち込み試合を振り出しに戻した。ボールカウント2-0から完璧に振り切った。

なお中村は三回の第2打席はショートフライ。

これで中村は広島大会準決勝から合計6試合で8ホーマー…

中村の6号ソロで同点に追いついた広陵はその裏、無死一、三塁のピンチを迎えて先発の山本壮史からエースナンバーの平元銀次郎にスイッチ。平元の初球で、天理はスクイズ。五番城下力也のスクイズバントは一塁側への小飛球となり、これを中村が飛び込んでぎりぎりで捕球。サードへ投げて併殺打となり、広陵はこのピンチを無失点で切り抜けた。

続く六回、広陵は相手のエラーにも乗じて無死二、三塁のチャンスを築き天理はエース左腕の坂根佑貴を投入。一死二、三塁となって中村は勝負を避けられて四球。二死満塁から平元がバットのヘッドを返さない巧い打撃で2点タイムリー。広陵が6対4とこの試合3たびリードを奪った。

さらに広陵は七回、二死満塁のチャンスで中村が走者一掃のレフト線二塁打を放ち9対4とリードを広げた。中村はこの試合打点6で通算16打点としてこれも大会新記録。

9対6となって広陵、九回の攻撃。九番の丸山壮史がライトスタンドに持っていって10対6。ここで中村の第6打席。ここでもフルカウントからファウル3球粘ってセンター前へタイムリー。中村は四番村上嘉一の右前打でホームに還り、この試合4得点。12対6のダブルスコアになった。

九回裏の天理は先頭から5連打で2点を返しなお無死満塁。ここで広陵はファーストに入っていた山本をマウンドへ。見事な制球力で低目に投げ続けた山本が3連続三振を奪いツーアウト。

しかし一番宮崎秀太へ四球を与えて押し出し。二死満塁リードは3点となったが最後は山口乃義をフルカウントから三振に仕留めてゲームセット。最後もボール球を振らせた。

広陵は12-9で勝って10年ぶり決勝へ進んだ。

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