森保ジャパン白星発進―
サッカーの国際親善試合、キリン・チャレンジカップは9月11日、大阪・パナソニックスタジアム吹田で行われ、日本がコスタリカに3-0で勝った。森保一監督は初陣を白星で飾った。
注目のスタメンは4・5・1のシステムの最終ライン、左サイドバックに佐々木翔が入り、ダブルボランチの右に青山敏弘が入った。
また浅野拓磨(ハノーファー)は2-0の後半23分、ワントップの小林悠(川崎)に代わってピッチに立った。
森保一監督のサンフレッチェ広島時代の”手駒”は、W杯ロシア大会後の第1戦でも当時と同じ形で起用されたことになる。
試合は青山敏弘から小林悠(川崎)へのパスで幕を開けると、前半16分、右CKからPA内の佐々木翔がヘディングシュート。これが相手DFに当たってGKレオネル・モレイラの逆を突き記念すべき先制ゴールになった。守備と攻撃の二刀流、佐々木翔の持ち味が存分に発揮された。
前半1-0。
後半の追加点は21分。南野拓実(ザルツブルク)のシュートは相手の股を抜いてゴール右へ。
このあと森保一監督は次々に選手交代を行い、W杯ロシア大会最後のベルギー戦より3歳若くなったメンバーの適正を試した。
試合後、森保一監督は真っ先に台風や地震で大きな被害の出た被災地に向け「全国に選手が走って戦う姿勢を見せることで励ましのエールを送りたかった」とコメント。「たくさんの人たちのおかげでサッカーができていることを選手は知って、試合以上のことが学べた」と結んだ。
ひろスポ!森保ジャパン取材班
森保ジャパン第1戦、コスタリカ戦スタメンと交代選手
GK
東口順昭(G大阪)
DF
室屋成(FC東京)、三浦弦太(G大阪)、槙野智章(浦和)、佐々木翔(広島)
MF
青山敏弘(広島)、遠藤航(シントトロイデン)、堂安律(フローニンゲン)、南野拓実(ザルツブルク)、中島翔哉(ポルティモネンセ)
FW
小林悠(川崎)
交代
後半23分 小林悠OUT、浅野拓磨(ハノーファー)IN
後半30分 中島翔哉OUT、天野純(横浜M)IN
後半33分 佐々木翔OUT、車屋紳太郎(川崎)IN
後半37分 室屋成OUT、守田英正(川崎)IN
後半40分 堂安律OUT、伊東純也(柏)IN
後半43分 青山敏弘OUT、三竿健斗(鹿島)IN