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2016年07月20日
編集部

崇徳、如水館のほかシード校の西条農、新庄、広島商、広陵、ノーシードの宮島工、誠之館がベスト8に名乗り、高校野球広島大会

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開会式で返還された優勝旗はどのチームの手に…

 

第98回全国高校野球選手権広島大会第9日(7月20日、4球場で4回戦8試合)

ベスト16が激突して、春の広島県大会優勝と準優勝の崇徳、如水館の両校のほか、崇徳の入りるブロックのシード校の西条農、新庄、広島商と、如水館が入るブロックの宮島工、誠之館、広陵がベスト8に名乗りを上げた。宮島工と誠之館だけがノーシード校。

試合結果

崇徳3-1山陽
如水館9-6総合技術
西条農1-0盈進
新庄6-0廿日市西
広島商11-4安西(八回コールド)
宮島工7-3観音
誠之館2-1庄原実(延長13回)
広陵7-0呉港

ベスト4を巡る4試合は7月23日にみよし運動公園野球場としまなみ球場で行われる予定。対戦などは次のとおり。

誠之館―広陵(みよし運動公園野球場、午前10時開始予定)
広島商―新庄(同上、午後12時30分開始予定)
如水館―宮島工(しまなみ球場、午前10時開始予定)
西条農―崇徳(同上、午後12時30分開始予定)

ひろスポ!では大会前に次のように予想した。

春の広島大会8強の新庄はシードされ2回戦から登場。3、4回戦を勝ち上がれば準々決勝では春ベスト4に残り5年ぶりのシード校になった広島商とぶつかる可能性がある。このブロックには同じく春ベスト8で昨夏の準優勝校・市立呉や、選手宣誓を引き当て「甲子園出場」を目標に掲げる近大福山がいる。

新庄や広島商のブロックの勝者は準決勝で、優勝候補筆頭の崇徳や同じく春ベスト8のシード校・西条農のいるブロックの勝者と当たる。

近大福山も西条農も平成になって夏の甲子園に出場した経験がある。経験ゼロとそうでないのでは勝ち上がる可能性にも差が生じる。

…ということで予想どおり、新庄は広島商との対戦となった。近大福山は廿日市西に敗れ、新庄が廿日市西を6-0で完封した。

新庄はこの試合、エース左腕の堀が先発。8回を投げて15個の三振を奪い廿日市西打線を力でねじ伏せた。打線も16安打を放ち、ベスト8に6年連続で進んだ。

広島商も新庄と反対のブロックを勝ち上がり、安西の2投手に16安打を浴びせて11-4で八回コールド勝ちした。三番の川上倭(3年)は4打数4安打2打点、四番の田中雄大(3年)は5打数3安打5打点で3安打ともタイムリーになった。

2回戦で昨夏準優勝の呉を破った安西は頼みのエース、清水響(3年)が先発したが右手中指のマメがつぶれて本来の投球ができなかった。

予想にあった西条農は初戦の呉商戦を4-0、3回戦の広戦を2-1でしのいで4回戦も盈進に1-0勝ち。しぶとさが光る。

二回に但馬悠樹(3年)の適時打で奪った虎の子の1点を石田大輔(3年)が7安打完封で守り切った。石田は昨秋の県大会で2回4失点KOされた相手にリベンジして呉商戦に続く完封。打線は盈進の稲葉佳祐(3年)の前に3安打に抑え込まれた。

優勝候補筆頭の崇徳は、初戦は世羅に7-0コールド勝ち、3回戦では尾道に一転、2-1薄氷を踏む勝利となり4回戦でも山陽相手に3-1の僅少差勝ちとなった。三回までに3点を奪いながら追加点を奪えなかった。

その分、今大会初先発した河合球伍(3年)の好投が光る。7回3分の2を投げ4安打で八回に1点を失っただけだった。崇徳は3試合で計2失点。

もう一方のブロックについて、ひろスポ!では次のように予想した。

反対側には、昨夏の県大会ベスト4で春はベスト8の広陵と、47年ぶりに8強に入った大竹の両シード校のいるブロックと、春8強で58年ぶりの夏を狙う尾道商と昨秋の県大会も春の県大会も準優勝の如水館がシードされたブロックがある

2回戦で大竹と当たる広島国際学院がここを突破すれば広陵とベスト4をかけ対戦することになるかもしれない。広島国際学院は昨秋の県大会を制している。

もう一方のブロックでは如水館が広陵の相手として勝ち上がってきそう。如水館は順当に行けば3回戦で一昨年の優勝校・瀬戸内と当たる。4回戦の相手は総合技術か?

まとめると、崇徳、新庄、如水館、ここに過去10大会で4度優勝の広陵が加わり4強を形成、広島商、西条農、広島国際学院らが4強を追いかける

このうち大竹を3回戦で3-0完封した誠之館は4回戦で庄原実と延長13回を戦い、上杉友輝(3年)の適時打で2-1サヨナラ勝ち。3回戦同様、桑田翔司(3年)、豊川容平(3年)、高田涼平(3年)の継投で庄原実打線を二回以降、粘り強くゼロに抑えた。

庄原実は創部55年目のベスト8にわずかに及ばなかった。

尾道商に続き広島工も撃破して勝ち上がってきた観音を勢いを止めたのが宮島工。安打数は観音の8と大差ない10だったが得点は7-3。1点リードで迎えた七回の益本育実主将(3年)の3ランが効いた。

順当勝ちしてきた如水館は4回戦、三回攻撃終了時点で5-0として試合の主導権を握ったかと思われたがその裏、総合技術・藤山大輝(3年)に3ランを許し六回を終えて6-3。八、九回に加点して9-3としたが最後に再び総合技術の反撃に遭い継投でかわして9-6のスコアで準々決勝に進んだ。

このブロックでは如水館に続く優勝候補の広陵も実力どおりの内容で勝ち上がり4回でも呉港に7-0で快勝した。広陵の先発左腕、今西拓弥(3年)は身長2メートルからカーブと直球を投げ分け6回4安打無四球ピッチングだった。2年ぶりの甲子園を目指す広陵は3戦連続コールド勝ち。

呉港のエース、船浪健吾(3年)は国泰寺戦、武田戦と素晴らしいピッチングを続けておいたが広陵打線には警戒心が強すぎたのか、二回までに3四球を与えて4点を許して流れに乗り損ねた。

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