山梨県甲府市から東京体育館に移動して、第1試合。
今日は、パナソニックパンサーズとの対戦でした。
あれだけ昨年までは苦手にしていた感じのあるパナに、今年は1レグ2レグで連勝。
今シーズンの勝ち越しは既に決まった状態での、第3レグです。
結果は、
25-20
25-20
25-21
セットカウント3-0で、勝ちました!
今シーズンのパナ戦全勝!(昨日の堺戦も全勝!)
試合時間
第1セットが、24分。
第2セット、26分。
第3セット、27分。
本当に「あっと言う間」に終了してました。
ポイント3が加算され、ポイント41。今日サントリーが、ジェイテクトに1-3で負け、ポイント0だったため、4ほどポイントが離れました。
首位キープです。
今日のスタメンは、
WS 越川・八子
(昨日のヒーロー小澤は、上下ガッツリとジャージを着ていて、「出ません」って感じでした)
MB 町野・筧本
OPレオ S深津①
L酒井
八子くんは、やはり小澤くんと比較すると体格がいいので、清水をかなりマークしてブロックに飛んでました。
マッチポイントも八子くんが清水を止めて、決めました。
今日のパナは、第1セットからリベロは永野を投入。
ですが、今日久し振りにスタメンに入った・助っ人WSチアーゴは殆ど攻撃に加わらず、存在がまるで空気…。
セッター深津③がほとんどセンター攻撃を使わず、軟攻もやらない。
福澤と清水が打ちまくり、JTのブロックにかかりまくり、アタックミスも出る。
セットの1/3くらいのところまではパナがリードしてるのに、 いつの間にかJTリードでセカンドテクニカルタイムアウトを迎え、その後は徐々に点差が開いていく。
JTがやりたいバレーボールをやらせてもらった感じです。
本当に、今年のJTはブロックが良く機能していて、良くフォローをする。
バレーボールとは、攻撃と守備がバランス良くなくてはいけないんだ、という基本を思い出させてくれる戦いぶりです。
今日は、助っ人OP・レオが大活躍!
サービスエースも含めて、ほとんどの連続ポイントに関わってます。
フォローレシーブも、ブロックも、二段トスを打つアタックも!
レオの凄いところは、「これを無理して打ったら止められる」と思う時はワンタッチを取り、味方に拾ってもらい、切り返す、ということが出来ること。
第3セット 11-9 の場面で、凄いものを見ました。
ワンタッチを取って、仕切り直して自分に上げられたトスを、高さと速さを増して“強打”!
完全にブロックの上。ブロックフォローに入っていたリベロのかなり前でコートに突き刺さりました。
角度はまるで「直角」!
…スゴすぎます。
当然、今日のヒーローインタビューはレオだったわけですが、今日、私が一番印象的だったプレーは、第1セット 3-5 2点ビハインドのシーンで、JTは拾って拾って…いるのですが、繋いで攻撃には持っていくことが出来ず、相手コートにチャンスボールになるボールを返さなくてはいけない、三番目(ワンタッチも含むと四番目)のプレイヤーが八子くんだった。
オーバーハンドパスで相手コートにボールを返す…ポーズをした八子くんが、ユニフォームのズボンで両手を拭いたのです!
ビックリ!しました。ラリー中、しかもビハインド場面で、しかも昨日はスタメンでもなくて、控えが多い八子くんが、
相手コートにチャンスボールを返す、前に、自分がドリブルを取られないように汗を拭く、そのプレーが自然に出来るほど、「基本を大切に。」と指導している監督の教えが染み込み、しかもビハインド場面で「冷静」に対処出来ている。
は!?と、見た時はビックリして思わず笑ってしまったのですが、後で考えると「すごいな」と。
ビスコ監督の言葉
「多くの選手たちにとって、優勝できるチャンスは長い人生においてそう多くは訪れないでしょう。だったら、そのチャンスを逃す手はないと思います」
ファイナルラウンドが、現実味を帯びて参りました。
生観戦レポートを送れるべく、東京に行けるように、自分の(本当の)仕事を調整しております。
(文責・ちゃこ)