Vプレミアリーグ 2015.2016 男子大会、第1レグ第5戦。我がJTサンダーズは、昨日に引き続き、鳥取遠征。鳥取県米子産業体育館にて、FC東京と対戦しました。
FC東京は、プレミアリーグに昇格してから毎年チャレンジリーグとの入れ替え戦に行く状態が続いているのですが、チャレンジリーグには落ちることなく、踏みとどまっています。
JTはなぜかFCを苦手としており(…ちょっとニュアンスが違うな。JTが苦手に思っているのでなくて、FCがJTを得意と思っている、と言う方が正しい気がします)、準優勝した年も、優勝した年も、他のチームには全敗しているのに、JTからだけは勝ち星を上げたりされていました。シーズン開始前の練習試合でも、パナソニックには勝ったけどFCには負けてましたし。
今年のFCは、得点源の助っ人に新しい人を迎え、サーブレシーブが超苦手な手塚をOPに据えて、新助っ人さんにWSをさせる、という、日本人OPを抱えるパナソニックと同じ布陣に変更してきてました。
その結果今日の試合は、
26-28
25-17
22-25
18-25
セットカウント1-3で敗戦。初めて、point0となりました。FC東京は、初勝利となりました。
第1セット、19-17までリード保っていってたのに、ビミョーな判定もあり、19-20と逆転されてしまい、セットポイントも4回もあったのに勝ちきれず、結果26-28で落としてしまったのが痛かった。
レオさんと越川さんのサーブを研究されまくっているのか、連続ポイントが取れない…。痛い…。
昨シーズン王者で、しかも優勝決定戦のコートに立っていた6人の内2人を欠き、ほぼ新しいチームで、ディフェンディング・チャンピオンとして戦っていくことが、辛い一年だな~…と予感させる、第1セットでした。
第2セットは序盤からJTの選手か監督の発言に対して、主審が何か言って、越川主将が“激(怒)”!もの凄い長い抗議!
そして、長らーく待たされたけど、八子くんは良いサーブを打ち、サーブレシーブ乱れて、越川主将ダイレクトスパイク!これが(怒)!!って感じで凄すぎるスパイク!FCの選手がビビって避けてたし。怒ってると冷静さが無くなって自滅、ということもあるけど、越川主将の場合は、パワーアップする感じ。
序盤で八子くんサーブで連続ポイント。中盤で越川さんサーブで連続ポイント。終盤でレオさんサーブで連続ポイント。
グイグイと引き離し、25-17でセットを取り返し、セットカウント1-1とします。…ま、FCは5点ビハインドでセッターを変え、8点ビハインドで助っ人セルジオを下げてしまいましたけどね。バレーボールはセットスポーツ。第1セット取ってるので、このセットを落としてもイーブンだから。気持ちの切り替えの方が大事、ということです。
益々、第1セットを落としたことが悔やまれました。
第3セット、…何が悪いって、繋ぎが悪い。
サーブやアタックにいいところが無く、相手の助っ人セルジオの攻撃やサーブレシーブがやけに目立つ。終盤まで常に相手にリードを許し、追いついたのが21-21時点では、遅過ぎる。細やかな連携ミスは、トスの精度を落とすので、昨日の第4セット以降ずっと、深津のトスがバラバラしてる気がするのは、私の気のせいなんだろうか?
第4セットは16-18以降は試合になっていなかった。
リベロの唐川は新人。素質はあるのかもしれないが、連日スタメンで疲れているのか、サーブレシーブもディグもミスが目立つようになってきた。数字的にもむごい。
そして、今日は困った時のレオ頼み、が、効かない。サーブもアタックも。…連日のフルセット戦いで、レシーブもして主将のフォローもして、お疲れなんですよ。
このセット、最後は、起爆剤になるか、と、八子を下ろし安井を投入したけど…、そこじゃない気がした。昨日の采配といい、ビスコ監督も手札が少ない中でのチョイスで、本当に厳しい。
FC東京は、選手の平均年齢も若く、ベンチ外の選手がズラリ並んで座って試合観戦。
対するJTは、ベンチ外は2名。ベンチの中も昨年末に本当は引退だったと思われるけど、これ以上メンバーの数が少なくなると練習にも支障を来すから引退してない選手もいる。
監督手腕を発揮しようにも、厳しい戦いが続いています。
来週末は、愛知県小牧市に遠征。カープもそうですが、広島出発だと、どこで遠征があっても移動だけで疲労しちゃう…。地方都市は厳しい。みんな東京がいいんでしょう。
再来週は、広島県東広島市でのホームゲームです。4ヶ月ちょっとが続く、長いシーズンです。間に、天皇杯というトーナメント戦もあります。フィジカルもメンタルも調整しながら、戦っていくしかありません。
ファイト!新生・JT!
文責・JTサンダーズ「ブログウォッチャー」ちゃこ