2016-17 Vプレミアリーグ男子、第3レグ 第2戦・サントリーサンバーズ戦(1月21日・土曜日 、東京都大田区体育館)
下部リーグとの入れ替え戦に行きたくないもの同士の直接対決に、敗れた先週。首の皮一枚の差に、2つの歴史あるチームが蠢いている。
負けられない試合が続くから、チームを立て直してるんじゃなかったの?先週より、更に、救いようがないけど!?
第2セットを逆転されたら、もう「負けてる」ムードなのは、なんで!?
第4セット、落としたら終わるのに、リードしてたのに、なんでアッサリ逆転負けしてるわけ!?
勝負が掛かった場面、ポイントが掛かった場面で、悉く、粘りを見せられず、ズルズルと相手に連続ポイントを許す。今年のJTの特徴的なシーンを、また見せられた。
試合結果は、
25-18
24-26
20-25
23-25
セットカウント1-3、獲得ポイント0
スターティングメンバー
WS:越川、吉岡
MB:筧本、安永
S:深津
OP:ルブリッチ
L:唐川
劣勢に回った第3セット終盤からメンバーを変え、第4セットは
WS:越川、八子
MB:町野、中島
S:井上
OP:ルブリッチ
L:唐川と、ほとんど別のチームになってたけど。
そんな中で、L唐川だけ交代しなかったのは何故なんだろう。このL対決。酒井vs唐川、完全に負けてましたが。向こうはWS枠でL鶴田を出してて、拾うは、打つは、止めるは、やられっぱなしだったけど!?
第1セットいい形で進めて、第2セットも4点リードしてて、21-21で追いつかれ、21-22と逆転されたら、バタバタバタバタ。セッターを交代(前衛に居たから、身長の高い井上に)、八子のピンサも生きず、23-24と相手にセットポイント。一旦はデュースに持ち込むも、持っていかれてしまった。
これで、もう、雰囲気が「お通夜」…。
第3セットは、入りから、0-3。ビハインドを背負って出発。ルーベや越川さんのサービスエースもあり、追いついたのに、9-9から連続4失点して離される…。
深津→井上
吉岡→八子
に交代するも、差が縮まらない。
バレーボールは、攻撃も大切だけど、ブロックを核とするトータルディフェンスが大事。MBが空気過ぎるとやっと気づいたのか、重い腰を上げて、
15-19 安永→町野
17-22筧本→中島
でも、遅い。サイドアウトを繰り返した、このセットはお終い。
落としたら後がない、第4セットは、前セットで交代したメンバーでスタート。序盤の競り合いを制して、2.3ポイントリードで終盤へ。
21-18から連続3失点して追いつかれると、さっきまでリードしていたチームの顔はどこかにいってしまい、焦りと怯え。23-25で取られて、終戦。取れる試合を、自ら相手に流れを渡してしまい、無為のうちに終わる様を、今シーズン何度見ればいいんだろう。
決して、劣っているとは思わないが、力を発揮できなきゃ負けるし、負けてしまえば、ああ弱いね、と思われる。
堺ブレイザーズが合成に1-3負けだったので、順位に変動はなく、ポイント1リードの薄氷の上で耐えなくてはいけない。
日曜は、JTが合成戦、堺がサントリー戦だ。これから、第3レグ最終戦まで、ずっとこの関係が続く。
同じ会場に居るけど直接戦うことはなく、JTと堺が、同じ相手と(土)(日)戦う。
今週がサントリー、合成。来週がテクト、パナ。再来週が、東レ、FC。この心臓に悪い状況で、気持ちを強く持って、コートで力を発揮することが、今のJTに出来るのか。メンタルは、直ぐには強くならない。特効薬もない。
でも、戦いに出なければならない。
弱気は最大の敵。合成相手に、弱気では、試合にならないでしょう。サントリー相手に、堺は勝つかもしれませんし。弱気なメンツで試合に臨めば、取り返しがつきません。
ビスコ監督も頭が痛いでしょう。
でも、頑張れ!JTサンダーズ!
(ちゃこ)