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中継ぎ陣が不安視される広島、クライマックスシリーズで一岡復帰は間に合うか?

右肩関節炎で再調整中の一岡が10月2日、広島県廿日市の大野練習場で高橋、岩本を相手に登板した。打者を立たせての本格的な投球は、8月11日の出場登録抹消後初めて。

広島の二軍は6日に開幕するみやざきフェニックス・リーグに参加するため4日に広島を出発する。今回の登板はその”最終準備”。一岡は9日までのフェニックス・リーグ第1クールで実戦登板に復帰して、その内容しだいでは11日からのクライマックスシリーズ、阪神とのファーストステージで一軍に合流する。

一岡は広島移籍1年目の今季、31試合に投げて2勝0敗2セーブ。防御率0・58で中継ぎの中ではもっとも安定した数字を残している。

中田、戸田、中崎らの投手リレーが失点に繋がるケースが増えているチームの現状からすればクライマックスシリーズでの一岡の復帰は大きなプラス材料になる。ただ、一岡は6月の始めにも右肩痛を発症しており、今回が2度目のリタイア中ということもあって「無理をさせられない」という声も根強い。

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