柏レイソル戦を翌日に控え、紅白戦主力組ツートップには(画像右から)パトリックと工藤壮人(トップ画像)
開幕からJ1リーグ戦、カップ戦とも無敗のまま快進撃を続けるサンフレッチェ広島は4月8日、アウェーの柏レイソル戦に挑む。
明治安田生命J1リーグ戦では第3節で鹿島アントラーズを1-0のスコアで撃破。前節、第5節では川崎フロンターレとの際どい勝負も1-0で制して、今回がACL組との序盤4番勝負、第3戦(いずれもアウェー)となる。(セレッソ大阪戦は第15節、5月20日、エディオンスタジアム広島)
4月7日、広島市内で移動前に行われた練習では、川崎フロンターレ戦決勝ゴールのパトリックとともに工藤壮人がツートップに入った。
工藤壮人は川崎フロンターレ戦で今季、初のリーグ戦スタメンのチャンスをもらいながら、後半途中で交代を告げられた。
その4日後には、ホームでのYBCルヴァン・カップ、浦和レッズ戦に後半の頭から出場。
中3日での出場が続くが、小学生の時から下部組織に所属して自分を育ててくれた”ホームのピッチ”に立つからには最高の結果を求めるつもりでいる。
工藤壮人の前日練習後の話
ほんとに楽しみにしてます。クラブには感謝していますし、サポーターに関しては全てのタイトルを一緒に取ってきた仲間という位置づけなので、また自分が成長した姿とかあのピッチで見せられるように。
やはり、あのスタジアムでの声援を受けてきたわけですから。10歳からずっと通い続けましたからね。いつも以上の力を出してくれるスタジアム。そこで倒しにいく。難しい試合になるとは思います。
前節、Jリーグの方では今季初出場でその緊張感とか難しさも感じました。チーム自体のJリーグでの立ち位置、難しさも僕自身、痛感しました。まだまだリーグで勝ち続けていくためには全然足りないと思います。より多くチャンスを作り続けていかないと…。
ピッチ外でも、より多くコミュニケーションを取って、(みんなにも)要求していきたい。それがまたピッチで出てくると思います。
…自分が点を取ってきたチームから点を取る…というのは不思議な感じですが、楽しみたいと思います!相手はACLに懸ける思いが強く、負けを引きずっていると思うので、ある意味、こっちのペースに巻き込めるのではないかと…