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西日本豪雨災害から一週間、カープ、サンフレ…広島スポーツの力で何ができるか?息を呑む芸備線鉄橋流出現場(画像あり)など大雨による爪痕の完全復旧には長い年月が必要

大雨

遊園地のジェットコースターではない、広島方面から三次方面に向かう芸備線は三篠川の手前で川の流れの中へと引きずりこまれた(トップ画像)

西日本豪雨で最多の死者を出した広島県。7月14日からの3連休、各地で懸命な捜索活動とボランティア活動、災害復旧活動が続く。

7月12日には広島ドラゴンフライズが、13日にはサンフレッチェ広島が広島市内のマチナカで被災地へ剥けての街頭募金活動を行った。

広島ドラゴンフライズの選手らが集めた163,432円の募金は日本財団「災害復興支援特別基金・平成30年7月豪雨」を通じて被災地や被災地の住民へ送られた。

サンフレッチェ広島も選手、スタッフら総勢70名で1,712,105円の募金を集めたと発表した。

今回の豪雨で大きな被害の出ている愛媛県では12日、黙とうのあと全国高校野球の県大会が開幕、広島に次いで多くの死者が出た岡山でも13日、夏の地方大会が開幕した。

広島では県大会の開幕が3度延期され、開幕は17日予定、もう残された時間は少ないが大会運営は大丈夫か?

そのスポーツの力で、この未曽有の災害からの復興を目指す人々を、どこまで支えることができるか?

サンフレッチェ広島の募金活動で先頭に立った渡大生選手は今なお広域で断水の続く広島市安佐北区出身。実家のある地域は大きな被害を出す残念な状況となった。

安佐北区は2014年8月の豪雨災害でも甚大な被害を被った。

しかし今回の被害は広範位に及び、さらに今もって被害の全体像は把握できていない。

渡大生選手の実家の近くには広島市のデルタ地域を築いた”母なる川”太田川が流れ、そのそばをJR芸備線が通っている。

芸備線は岡山県新見市から広島県北部の三次を通り、JR広島駅へと結ばれている。そのため三次市界隈からの通学、通勤客の利用が多い。

しかし今回の豪雨で、渡大生選手の実家にも近い安芸矢口駅から三次方面へ向かって5つめの駅、狩留家駅のその少し先で、太田川の支流・三篠川を渡る芸備線の鉄橋は全て流された。

その光景は息を呑むほどで、普段の穏やかな沿線沿いの風景からはかけ離れたものとなっている。

こうした災害の爪痕や、土砂災害の再発が懸念される地域は県内のあちらこちらに多数存在する。14日午前6時の山陽自動車道・広島IC~河内IC間の通行止め解除など、徐々に交通インフラが正常化してなどの明るいニュースはあっても、長期的な視点による復旧、復興活動が不可欠で”広島が元通りになる”までには相当の年月を要することになる。

広島スポーツ100年取材班

以下、三篠川沿線の豪雨災害関連画像(広島に晴れ間が戻った翌日の7月10日撮影)


鉄道も道路も三次まで通行不能


太田川水系の三篠川に架かる4つの橋が大きな被害を受け、消防などにより広範囲の捜索が行われた


一見しただけではわかりにくいが…


橋の中央から下流(画像左側)に引っ張られて折れ曲がっている、この橋を元通りにするだけでも大変だ


三篠川(画像左が広島側・下流)が左(画像手前側)にカーブしている場所にあった吊り橋は、流れがまともにぶつかったためだろう、”足元”の陸地がごっそりさらわれ無残な姿になった

だが、もっとひどい光景が…


画像の左が狩留家駅側、右は三次方面だが…


三次方面に向けてその先はない、あるのは鉄橋の残骸の先にひっかかったゴミの山だけ


その先は、爆撃された映画のシーンのよう


向こう岸に渡って”爆撃のあと”に近寄ってみる…

そしてまた向こう岸を見ると…


線路がまるで電線のように下流(画像右)へ引っ張られているのがわかる

もう一度、元の場所へ戻る…

その途中…


白い川砂は土手を超えて民家の庭にも堆積(次の画像)


その民家の前から崩壊した鉄橋を望む、画像中央、ビニールゴミが風に舞う、枝も下を向いているが、その高さまで水かさが増したということか?


流された鉄橋全景


再び下流側から上流を望む


線路がアメのようになって…


三篠川と並行に走り最後は…


…水の中に引き込まれている

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