画像はNHKマスコットキャラどーもくん、ひろく視聴者から支持を得ることに成功したのは”親近感”があったから…気象予報士のみなさんもそんな存在…
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一部週刊誌報道について
2024.12.18
この度、一部週刊誌において、当者所属気象予報士に関する記事が掲載されました。
一歩的な形で所属気象予報士に対する批判が行われたことは遺憾に存じます。
もとより、当社は、所属気象予報士をはじめとした関係者の皆様にとって健全で働きやすい職場環境が維持されることが重要と考えております。従前からの取り組みに加え、意識共有や研修活動を一層強化し、より良い環境づくりに努めてまいります。
今後も、所属気象予報士を支え続け、お客様と視聴者の皆様にとって、より良い情報をご提供できるよう、さらに努力を続けてまいりますので、何卒、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
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以上、株式会社ウェザーマップ公式サイトに12月18日付でアップされた文章だ。
以下、ひろスポ!関連記事
カープ著名OBもスルーされた…きょうの天気はどうかいね?そんな振りNHKに必要?と思っていた勝丸恭子さんが「消える!」の文春電子版報道 | 【ひろスポ!】広島スポーツニュースメディア
週刊文春電子版が…
<<パワハラ疑惑>>“広島の顔〟美魔女お天気キャスターがNHKから消える!
…のヘッドラインで、NHK広島放送局のお天気コーナーの顔として広く知られる勝丸恭子さんに関するパワハラ申立書がNHKとウェザーマップ側に提出された、と18日に報じられたのを受けての措置だ。
その文面からは、文春記事が報じた内容には触れていない。が、「一層強化し…」などとあるから、何等かの対応が必要というスタンスは明確にしたものと思われる。
勝丸さんと、一方の当事者である大隅智子さんは19日のNHKコーナーには通常通り、出演していたはずだ。ひろスポ!取材班はカーラジオでテレビ音声を聴いただけだが、勝丸恭子さんの声の調子は通常と変わらなかった(ように思えた)。ただ、大隅智子さんの声の調子はちょっぴり弾んでいるようにも聴こえた。もちろん私見である。
翌20日、金曜日も早朝6時台から勝丸さんは元気にお天気情報を伝えていた。
ただ、勝丸さんのXは12月18日朝にNHK広島放送局の社屋内から撮影した平和大通りの写真をアップしたあと、止まっている。それまでは連日のように更新していた。フォロワー数2・4万だからその影響は大きい。
18日アップ分についているリプライの中には、今回の一件に関してマイナスのイメージを持った、とする声が複数ある。それらも俯瞰し、関連する記事をアップしたネットメディアはあるが、放送、新聞メディアでの報道は、ひろスポ!が知る限りではない。
週刊文春オンラインの「週刊ランキング」では12月22日午前9時時点で、今回の記事が第6位にランキングされている。注目度は低くない。
パワハラ申立書には令和5年1月10日と記されている。よってこの件が明らかにされるまでにおよそ2年が経過したことになる。
ことの発端は申立書が作成される2週間前に遡る。令和4年(2022年)12月27日、勝丸さんがウェザーマップのマネージャーに送信したメールの文面は、勝丸さんから大隅さんぬ向けた”強烈な”リクエストとともに大隅さんに「私に謝罪してもらってください」と伝えて欲しいと結ばれていた。大隅さんは翌28日が誕生日だから最悪のタイミングになった。
その時期、NHK広島放送局では、前任者の男性予報士が2年という短いスパンで担当を降りることとなり、そして大学卒業後にアナウンサー、気象予報士として各地で経験を積んでいた大隅さんが後任者として“広島帰還”を果たしていた。勝丸さんと大隅さんはともに広島出身で同世代。勝丸さんの最初の勤務先である広島テレビでも気象キャスターを務めており、仲良し関係であった(はずだ)。
ところが文春報道にある2022年12月2日付のふたりのメールやりとりでは、「毎年、私は辞めないのかと確認されていたそうですから」という勝丸さんの言い回しに対して「えー。勝丸さんのこと、やめろと念じたことはないですよ。広島で募集があるかどうか聞いたくらいです」と大隅さんが返したことになっている。
おそらく「マネージャー」は広島、中国地方担当でひとりしかおらず、大隅さんが2022年12月にNHK広島放送局で新たなスタートを切った瞬間から“板挟み”になっていたはずだ。その時点で衝突を緊急回避?してれば、文春砲が炸裂することもなかったかもしれない。
ひろスポ!は、表に出た情報の底流にあるものを洞察、観察することを重視している。むろん、取材対象に関しては取材する。ただ今回の件でNHKの複数の関係者は口を閉ざしたままだ。
今回の文春記事の中には、別の気象予報士の声として勝丸さんに関して「威圧的な態度は有名。会社も言いなりで、昨年はマネジメント担当が半年で4人も入れ替わった。」との声が引用されている。ひろスポ!は気象予報士やウェザーニュース社にこのことを確認していない。
一方でひろスポ!は広島エリアの放送関係者の声として勝丸さんがなぜ大卒後に入社した広島テレビを退職して気象予報士として再スタートしたのか、その理由に関して「広島では広く知られた話」を耳にしている。
ただ、プライベートな内容まで、ここに記載することはしない。
とはいえ、様々な過去に対して何もなかったかのようにテレビ画面で視聴者に語り掛ける勝丸さんの姿に対して、ひろスポ!としては違和感を禁じ得ない。
最後にひろスポ!から提案?だが、両者の関係に和解成立、もしくは最初から大きな問題を抱えてもいないなら、NHK広島放送局は両キャスターダブルMCの「年末年始お天気特番」を企画し、スタジオに広がる暗雲?を吹き飛ばしたらどうか。
テレビじゃ無理でも、ラジオのワンコーナーなら容易くできる。気候変動が人類存続への大きな障壁となる中、広島出身の気象予報士がマスメディアやSNSを通じて活躍することは、県民にとっては本来、とても有意義な状況なのだから…(ひろスポ!取材班&田辺一球)