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2025年01月29日
編集部

フジテレビから飛び火、生島ヒロシさんも古巣からレッドカード一発退場、NHK稲葉会長は「ない」宣言も広島放送局のお天気お姉さんパワハラ報道は?

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勝丸恭子
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画像はNHK広島放送局で撮影したもの、一番上の方にパワハラと報じられた勝丸恭子さん

 

 

フジテレビと中居正広さんが引き起こした“被害女性”との“トブル事件”は国内マスメディアに多大なる影響を及ぼしている。SNS時代の到来で、マスメディアが自身を見つめ直す作業はすでに各々進めているだろうが、コーポレート・ガバナンスの面での洗い直しが今回の一件で急務となった。

 

 

フジテレビのように「人権軽視」のレッテルを貼られては、身動き取れなくなってしまう。

 

 

お台場で上がった火の手は早々に複数のスポットに飛び火した。例えば大阪市。朝日放送テレビは1月28日、交際費を社員のみの会などに使ったとして63歳の取締役の辞任を発表した。1985年入社から積み上げてきたものが、ゴール手前で吹き飛んだ。会社のお金を不当な理由で使ったのだからアウト!ただ、部下らに飲み食いさせたことはパワハラ、セクハラには当たらない(たぶん…)。

 

 

都内にも当然火の粉が飛んだ。

 

 

ひろスポ!もカーラジオを通じてかつてはお世話になっていた(昨今、カーラジオすら聞かない)生島ヒロシさん(74)が27日限りでTBSラジオパーソナリティを務めていた「生島ヒロシのおはよう定食」「生島ヒロシのおはよう一直線」の2番組から降板しを。26年9カ月、6995回で打ち止め、7000の快記録には届かなかった。唐突な降板劇のウラにはハラスメント行為があった、という。古巣からのレッドカード一発退場!もう生島ヒロシさんは、この先大好きな赤坂界隈を、胸張っては歩けまい。ランチなどの美味い店もいっぱいあるのに…

 

 

ネット上の情報から、生島ヒロシさんは周囲の関係者に対して「怒鳴りつけるような態度」も取っていたのだそうだ。ひろスポ!はもちろんその現場を見てはいない。ただ広島ローカル局でなら、もう30年ぐらい前からそんなシーンはよく見かけた。そんなの当り前かと思っていたものだ。

 

 

たとえば局アナがすでにゲストらが集まっているスタジオに最後に来て自分の席に座る、番組の収録前の最後の調整や確認がある、そこで小さな不手際が生じると「どうなっとるんじゃー」とスタッフ(ほとんど外部の人たち)が震え上がるような怒声がスタジオ全体に響き渡る…「おいおい、わしらこの番組のために外部関係者して呼ばれてるんですけど…」(この記事をもし怒鳴り飛ばした本人が読めば自覚するはずだ、こういうことは何年経ってもやられた方だけでなく、やった方も記憶に残る、今でもその男性アナは同じステージにいるのだから…)

 

 

要するに昭和・平成世代の放送局はパワハラだらけ、セクハラだらけ(今回はセクハラネタはカットする)。

 

 

それで言えばNHKも他人事ではないはずだ。

 

 

今回のTBS騒動を受け、NHKの稲葉延雄会長は1月22日の定例会見で「ハラスメント関係の通報制度が確立しているし、アナウンス室でも困ったことがないか定期的にヒアリングしている。そういう中で、その種の相談はない。万が一あれば、速やかに調査したい」とコメントした。はあ?「その種の相談」ありますよー!もう文春さんや、ひろスポ!がネタにしてるんですけど…↓

 

 

文春「パワハラ申立書」報道の勝丸恭子さんSNSアップ停止、ウェザーマップ公式サイトは「意識共有や研修活動を一層強化…」、NHKは沈黙… | 【ひろスポ!】広島スポーツニュースメディア(2024年12月22日掲載)

 

 

上記記事ではNHK局内ではなく、局の部外者同士がNHK放送局舎内のスタジオを舞台に、あるいはSNSを通じてパワハラした、された、ということが問題になっている。だが、おそらく勝手に想像するにNHK局内のスタッフでも思い当たるフシはあるはずだ。まあ、これは想像の域を出ないのだが…

 

 

そのパワハラをした側とされるお天気お姉さん、広島では広く知られ、好感度抜群で視聴率が取れる勝丸恭子さんは、パワハラ話が報じられたあとも、毎朝、まだ夜明け前からお天気情報をお茶の間(死語?)に伝え続けている。文春記事のあといったんストップしていたSNSもほどなく復活!

 

 

ただ、ひろスポ!としてはその姿を公共電波を使っての放送で見かけるたびに「おい、おい、パワハラ疑惑を“証拠”を晒されながら報じられても、何もなかったかのように振舞うのは、よほど面の皮が厚いのか、期首改編に合わせての担当交代まで何もなかったかのように振舞うNHKがよろしくないのか?今までと変わらないその振舞いがよけいに痛いんですけど…」と勝手にテレビ画面に語りかけている。(あくまでひろスポ!のスタンス)

 

 

NHKは、やがて滅びゆく紙の新聞“種族”やセットインユース(ある時間にテレビ・ラジオ受像機がONになっている割合)右肩下がりに泣く民放勢の「絶対反対!」の声を押し切って、とうとう放送のネットへの同時配信と、それに伴うネット受信料の徴取を新たな業務として取り付けた。問題が山積↓しているにも関わらず、だ。

 

 

参考文献(プレジデントオンライン)↓
NHKが「ネット受信料」の徴収に動き出す…「月額1100円」を払う視聴者がバカを見る”受信料制度”の大問題

 

 

上記、記事にもあるがNHKは「放送100年」のこのタイミングで放送局からメディア局へと脱皮する。

 

 

そうなれば<放送>の<個と大勢>の関係に加えて、<通信>の<個と個の関係>がますます重みを増す。例えば広島の人たちが「あのお天気お姉さん、いい人なのでXで僕の声届けよう」と思えば即、それが実行できる。逆も可だ。

 

 

さあ、そんな時代に、私達はいかにしてうまくメディア(媒体)を使いこなすことができるか?

 

 

ドナルド・トランプ氏をも簡単に巻き込む力を有す(日本の国家予算、一般会計の半分くらいの個人資産があるのだから当然か)イーロン・マスク氏は、先の大統領選前後、盛んにXにこう投稿した。

 

 

You are the media now

 

 

繰り返しになるが、私たちの力量が試されている、と同時に幼少期からのメディアリテラシー教育はすぐにでも始めるべきだ。だって、三歳くらいから、もうスマホでいろいろ遊んでるし、5歳くらいの女の子でもスマホ見て「セックスが…」とかママに話しかけている。昭和の人間からすれば怖い、のひと言…

 

 

…なので、メディア局NHKの責任は際めて重大であり、パワハラ騒ぎなんでやってる場合ではないのである。(ひろスポ!メディアラボ&田辺一球)

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