【ひろスポ!】広島スポーツニュースメディア

広島・堂林のライバル、鈴木誠也がフェニックス・リーグでツーラン

外野を守る鈴木誠也

広島・緒方監督から肩の強さや打撃力を高く評価されている鈴木誠也

 

日南・天福球場で10月19日に行われた、みやざきフェニックス・リーグ、広島対DeNA戦での鈴木誠也が四回、左翼越えにツーランホームランを放った。

高卒2年目の鈴木誠也はレギュラーシーズン大詰めで野村前監督から「一番」に固定されるなど短期間のうちに台頭。野村前監督の隣りでチームの成長を見守ってきた緒方監督からは、真っ先にこの秋の重点強化選手に指名された。

今季は内外野とも練習してきた鈴木誠也だが緒方監督は「まずは内野で」とサード、もしくはショートでの適正を試す構え。一方、今季は”サードから内外野兼用”の立場に変わった高卒5年目の堂林も「もう一度サードで」レギュラー獲得を目指すことを明言しておりこの秋、激しいポジション争いが展開されることになる。

なおこの両者の争いには当然、今季抜群の成績を挙げた社会人ルーキー、田中も絡んでくるし、FA権取得できょうにも球団側と話し合いを始めるベテランの梵や木村らの動向も影響してくる。

特に田中はセカンド菊池とのコンビネーションも抜群で現在は来季のスタメンショート候補の一番手。となればサードのポジションで”守りに入る”堂林に鈴木誠也が”攻め込む”形になる。

なお、堂林は前日の試合で右手に死球を受けたためこの日は試合に出場しなかった。

モバイルバージョンを終了