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サンフレッチェ広島、バルトシュ・ガウル監督就任会見~栗原圭介強化部長×AIシステム、”アフタースキッベ”でベストアンサー!

栗原 ガウル

画像は栗原圭介強化部長(左)と握手を交わすバルトシュ・ガウル監督

サンフレッチェ広島のバルトシュ・ガウル監督が1月9日、エディオンピースウイング広島で就任会見を行った。

この新監督就任には、重要な要素がいくつも隠されている。

まず第1に、エディオンピースウイング広島の誕生とクラブのアシストを追い風に4シーズンで戦力面、経営面ともにサンフレッチェをJトップクラブに引き上げたミヒャエル・スキッベ前監督(ヴィッセル神戸監督に就任)の後任として、広島の地を踏んだ新監督であるということ。

同時に、新監督とともに会見に臨んだ栗原圭介強化部長にとっても、前日8日の新加入選手会見とともにこの日の会見は現場を預かる上で大事な第一歩になる、ということ。サンフレッチェでは2025年3月、ACL2における没収試合のドタバタで雨野裕介強化本部長が辞任したため、予期せぬ形で栗原強化部長がそのバトンを受け継いだ。

そして何より、J1リーグの頂点など全タイトルを目指す選手たちと、同じく毎試合ホームスタジアムを埋めてくれるサンフレサポーターが、その新たな門出を、新たなシーズンを特別な想いで迎えているということ…

端的に言えば、誰もが今後の戦力、今後の充実度、今後の盛り上がり、今後の目指すべき方向について極めて高い水準を求めている、ということになる。

ゆえに、失敗は許されない。否、足踏みさえ許されないだろう。

 

でも、そんなことはクラブ側だって百も承知だし、辛く厳しかったあの時代に戻りたい関係者はひとりもいない。ひろスポ!だってそうだ。もう30年以上、このクラブを見てきた。

そんな重圧の中、”栗原圭介の目×AI”が導き出したベストアンサー、それが英語も自在に操るガッツ溢れるドイツ・ポーランド国籍の38歳監督、バルトシュ・ガウル氏だったことになる。AIシステムは欧州の強豪クラブでは様々な用途で使われ、クラブの未来をより確かなものにしているようだ。

会見は午後からで午前中には、広島市内でスタートした全体練習にもガウル監督は参加した。新加入選手も含めて初日に集まった29選手の間からは初日から「熱い監督!」の声が上がった。

 

栗原圭介強化部長の会見での監督就任に関する説明(要旨)
38歳のガウル氏は二十歳のころからドイツ育成部門での指導経験があり、すでに20年近く様々な角度から仕事をしてきた実績があります。2022年から23年はポーランド(グールニク・ザブジェ)でトップの監督も経験しました。

なぜオファーしたか?理由は3つ。

一つ目は、今構築されているスタイルを大きく変えず、より成長させてくれる方、という点にポイントを置きました。グールニク・ザブジェ監督当時の試合を何試合か見させていただきましたし、AIデータを含めて過去3、4年のサンフレッチェのスタイルを分析する中で、同じような数値が出ているサッカーをしている指導者という中で、括りの中で候補として上がってきました。

その両方を併せながら、データからの一致、私が試合を見た中でチームを進化させてくれるんじゃないか、という観点で選ばせてもらいました。

これまで通りの前からのプレッシング、インテンシティを高く切り替えを速く、は変わらない。ただ攻撃のところ、昨年得点が取切れなかった部分に関してもう少し改善が必要かなと感じています。チームの戦術を、ビルドアップも含めてしっかりポジションを取りながら流動的にポジションをチェンジしながらボールを運ぶ、彼がやっている、ポゼッションを大事にしながら前へ前へとボールを運んでいくサッカーは今のスタイルを継続したまま攻撃的なサッカーができるんじゃないかというところで彼にお願いしようと、これが一つ目です。

二つ目は、やはり育成の広島というところで、これまでずっとアカデミーを大切にして成長させながらトップチームでも活躍してくれている、ところです。もちろんプロとして(トップチームでの)結果も求めて欲しいのですが、育成部門に関してもしっかり関わってもらいたい。試合に出ていない選手、若い選手に対してもひとりひとりに目を無馬手もらって成長させてもらいたい、そこも求めています。

三つ目は、先ほど言った攻撃的なスタイル、クラブを成長させてくれる、結果と成長両立の難しいビジョンを理解して我々のコンセプトに共感して一緒に仕事をしてくれる人材、ということでお願いしました。

彼の力を発揮できるように最大限サポートしていきたいと思います。

(文責・ひろスポ!広島スポーツ100年取材班&田辺一球)

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