画像は27,028人を集めた5月6日のエディオンピースウイング広島、空席の目立つマツダスタジアムとは別世界が広がっている
ひろスポ!は一貫してマツダスタジアムでカープ球団の興行のあり方に多くの問題点があることを指摘してきた。ファンファースト、選手ファーストの視点に著しく欠けているから、だ。
2021年7月11日にアップした上記記事では球団職員自らがファンへの対応に関して「12球団サイテー」とはっきり認めている。紛れもない事実だ。
ゆえに球団にはファンから怒りの電話が殺到することがある。しまいにゃ対応していた女子スタッフが泣き出す始末だ。それほど酷い。
ひろスポ! 酷暑 雨天中止 テント村 チケット 転売 FA 救急車 心肺停止 などで検索すれば記事は無数に?出てくる。
2015年7月4日、ひろスポ!とは何のつながりもないが、各々の論調が驚くほどシンクロするAsagei plusが以下の記事を配信した。
広島マツダスタジアムが「ガラガラじゃけぇ」になった他球団との決定的な「サービス力の差」 | アサ芸プラス
マツダスタジアムにはチアガール的な存在がなく、昭和の匂いの残る?ホームランガールなる女子がいる。ろくにホームランも出ないくせに、だ(おっと失礼)。
上記記事はマツダスタジアムでのファンサービスの陳腐化を問題視している。簡単に言えば他のNPB勢と足並みが揃っていない。DAZN問題もそう、今や話題沸騰の巨人、阪神などが先頭を行く女子硬式野球チームもそう。
すべて松田元オーナーの好き嫌いを基準に決まるから、完全に置いてけぼりにされつつある。
最近も相次いでマツダスタジアムの異常なまでの不入りを指摘する記事が相次いだ。広島のメディアは「きょうはチケット完売です!」と一部を切り取った報道に徹している。それが相互依存の関係が長らく続くカープ村の実態であり、広島のマスメディアに「報道」を名乗る資格はない。県民をとんでもない方向へミスリードしているから、だ。そんな姿勢が太平洋戦争につながったことを忘れたか!
「カープ女子はどこ行った?」の声も…広島カープ“観客動員数”リーグワーストの背景にマツダスタジアムの抱える“問題”(デイリー新潮) – Yahoo!ニュース
5月7日に配信された上記デイリー新潮の記事の中では、ひろスポ!が再三指摘したように、暑さ対策の問題に始まり、シーズン前に一括販売されるちチケットの売り方の拙さにも言及している。どこにそんな先のことまでフィックスできるような暇人がいるというのか…
具体的には先の4月分主催14試合での観客動員数が38万5574人で12球団中8位に沈み、セ・リーグワースト、1試合平均では2万7541人も同リーグワーストと紹介している。リーグ3連覇を果たした当時は巨人、阪神、ソフトバンクの3強に次ぐ4位の動員力だったのに、だ。
この1試合平均2万7541人という数字は、決して地元メディアが比べたがらないサンフレッチェ広島のそれと大差ない。
長らくカープ、サンフレッチェ広島双方を取材してきた身からすればこれほどの衝撃はない。
4月に開催されたJ1特別大会 地域リーグラウンド4試合の平均入場者数は25,917人。かつて山奥で(失礼)やっていた時代を思えば飛躍的な動員力が今や当たり前になり、5月6日のヴィッセル神戸戦にはスタンドがまさにぱんぱんの27,028人が押し寄せた。そう、マツダスタジアムに遅れること15年の後発の舞台装置があっという間に大先輩に追いついたことになる。
だが、松田元オーナーはおそらくエディオンピースウイング広島を訪ねたことすらなく、まだ一度たりともピースウイングについてコメントしていない。と同時に、マツダスタジアムにエディオンピースウイング広島やサンフレ・レジーナのポスター1枚貼られていない。同じ広島市の施設なのに、だ。
それでいてマツダに呼び込むゲストの色合いがどんどん、エディオンピースウイング化しつつある。要するに独自性がない、そして負けを素直に認めようともしない。
AERA DIGITALは5月4日に「成績低迷、目立つ空席、FA流出の危機… “暗黒時代”迫る広島カープに必要な「弱者の兵法」(AERA DIGITAL) – Yahoo!ニュース」のヘッドラインの記事を配信。その中で床田寛樹、森下暢仁、坂倉将吾、島内颯太郎らの今オフFA流出の危惧についても触れている。おそらく間違いなく半分はいなくなるだろう。酷暑どころの騒ぎじゃないマツダスタジアムで死人覚悟のデーゲーム。誰だってそんなところでプレーしたくはない。
またこの記事の中には「球団運営・経営」についても語られる部分がある。それこそが即刻、改めるべき最大の課題だろう。
ただ記事内では「広島なら見捨てられることはない」という関係者の言葉が引用されている。それは違う。そんな悠長なことだから、2004年の球界再編時に近鉄バファローズもろとも合併されそうな存続の危機に直面することになる。激震は常に突然やってくる。(この項つづく)
(ひろスポ!特命取材班&田辺一球)
