画像は岡本駿(資料写真)
5月17日 ●1-3阪神(甲子園球場)
広島 000 000 100・1
阪神 000 000 000・0
広島通算 試合14勝22敗2分け(5位変わらず、首位ヤクルトまでワーストタイ9差変わらず、最下位中日と2差)
14時1分開始・3時間2分、42,622人
相手先発 ●才木浩人7回4安打1失点
広島本塁打 -
阪神本塁打 -
広島スタメン
一番センター大盛穂
二番セカンド菊池涼介
三番ショート小園海斗
四番サード坂倉将吾
五番ファーストモンテロ
六番レフト野間峻祥
七番キャッチャー持丸泰輝
八番ライト二俣翔一
九番ピッチャー岡本駿〇(6試合2勝2敗)6回1/3、104球4安打無失点
H高太一
Hハーン
S中崎翔太(14試合1勝2敗5S)
先発転向7試合目(1試合は中継ぎ)の岡本駿が七回一死まで阪神打線を抑えて2勝目。広島は今季3度目の勝ち越しとなった。阪神戦に限って言えば10試合ぶり。目の前に大きく立ちはだかる藤川球児監督に一矢報いた格好だ。しかも第1戦と合わせていずれも完封勝ち!
ただし第1戦の栗林良吏もまた今季からの先発転向組だから広島ベンチも内心複雑なのではないか?
前日、阪神打線に簡単につかまった森下暢仁は7試合2勝5敗、防御率4・58でWHIP1・39。岡本駿はこれで先発6試合2勝2敗、防御率1・96でWHIP1・28。
WHIPは1.00未満なら際めて優秀とされ、1.20未満なら優秀、逆に1.40を超えると問題あり、となる。1イニング当たりの与四球+被安打数合計を示す数値だから、WHIPが1・00なら9回完投した場合には「9」を乗して、例えばその「9」の内訳が被安打7、与四球2だったりする。死球やその他の形で出塁したケースは全て対象外。要はその投手の被打率、与四球率を見る指標である。(低いほどヒットを打たれにくい、四球を出しにくい)
森下暢仁と岡本駿のWHIPに大差がないのは、ともに走者をよく背負うことを意味する。実際、三回の岡本駿は坂倉将吾のエラーをきっかけにヒットと四球で二死満塁のピンチを招いた。が、森下翔太を中直に仕留めてピンチ脱出。
続く四回も先頭の佐藤輝明に右前打を許して二死満塁まで追い込まれながら、才木浩人を打ち取った。
ちなみに昨季の最優秀防御率投手で直近の2試合で7回無失点の好投を続けていた阪神戦先発・才木浩人のWHIPは1・06。それゆえ広島ベンチは七回、先頭の坂倉将吾がレフトフェン直二塁打で出塁するとモンテロの代打に矢野雅哉を送り、確実に犠打を決めて野間峻祥のポテン適時打で虎の子の1点をもぎ取った。
なおWHIPの話を続けると、栗林良吏(6試合4勝1敗、防御率0・78は第2位)のそれが0・47という驚異的な数値になっている。
防御率0・38というこれまた驚くべき数値を叩きだしている高橋遥人(6試合4勝0敗)のそれは0・54。”ランナーを出さない男”のセ界トップは現在、栗林良吏ということになる。(ひろスポ!取材班&田辺一球)
