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新井監督が泣いてる!と言いつつなおも叩くカープファンに告ぐ、問題はそこじゃない!すでにカープ球団は抜本的改革の時期を通り越している

新井貴浩

画像は2月のキャンプでニコリともしない新井貴浩監督、そんなんでまともにペナントレースを戦えるはずもない、それがわからないカープファンが多すぎる…

 

ひろスポ!取材班は以前、地下街シャレオでNHK広島放送局クルーにカメラを向けられたことがある。

「私の広島推しは何ですか?このうちわに書いてください」

即、「あのふたりの監督さん」と記してこうコメントした。「新井、森保の両監督です!」

 

それから3年が経過した。

 

FIFAワールドカップ北中米3カ国大会1次リーグの、世界舞台での日本代表の戦いと、閑古鳥が鳴くマツダスタジアムでのカープの戦い。あまりにも極端な差はなぜ生じているのか?もし今が2016年か17年か18年なら両者に大きな差はなかったのではあるが…

 

サンフレッチェ広島監督時代には「今いる者で戦う」と故障者続出で限られた戦力でもJ1制覇を成し遂げ、代表を率いてからは大胆かつ繊細なスカウティング活動を展開してきた森保一監督は、W杯の舞台で日本国民に「共闘」を呼びかけ「最高の景色」に向かってその歩みを進めている。

一方の新井貴浩監督はオフの間に辞任を球団に申し入れたにもかかわらず、松田元オーナーに続投を命じられ、結果、羽月隆太郎元選手の一連の騒動に端を発したソンビたばこ事件に巻き込まれ、いろいろ言いたいことがあっても我慢してニコリともせずに2月のキャンプとオープン戦を終え、そのまま開幕を迎えてひろスポ!の予想通り(ひろスポ!は開幕直後から”カープ最下位の危機”を指摘している)、リーグ戦最下位転落の危機と向き合う日々となっている。

チーム内のゾンビ化拡散は、すでに羽月発言や各種報道によって明らかになっている。ゾンビを抱えたまま、パ・リーグ勢と試合をしたってうまくいはずもない。しかもマツダスタジアムはガラガラ。日本ハムの新庄剛志監督から心配の声が上がるほど状況は厳しい。

チケット購入のための整理券を配布していたころ、数万人がマツダスタジアムに押し寄せ、県内の交通まで麻痺させたことがあった。県警も多数出動、スタジアムに近い「開かずの踏切」は大混雑で大事になった。そして全員配布をうたいながら、途中で配布中止となり、ファンが球団職員に詰め寄り延々抗議する事態となったがけっきょく何の解決策も示されなかった。

「2度と来るか!」と吐き捨ててスタジアムをあとにしたファンの姿が今も忘れられない。ファンファーストではない球団の体質は沁みついたものであり、似たようなな話はいくらでもある。自分たちの手でファンの足を遠ざけてきたのである。

 

ところで、前日(6月23日)の巨人戦では、ベンチで泣いている新井貴浩監督を中継カメラが抜いたらしい(ひろスポ!は見ていないが…)

 

すぐにSNSに「泣きたいのはこっち」というファンや、監督をボロカスに叩く声、逆に擁護する声も上がることとなった。

正解は「ファンは勝手に泣いてろよ 新井がどれだけ悩み苦しんでるのか考えられないのか?」というその声だ。

 

ひろスポ!ではもう10年スパンで何度も記事にしてきたが、カープファンは広島発の新聞、テレビ報道に振り回されることなく、自分たちの手でなぜチームが勝てなくなったかを追求する段階に来ている。

真実はひとつ。それが見えてくれば監督批判など何の足しにもならないことに気づくだろう。

昨季まで、数多くのファンが朝山東洋コーチのことをズタボロに叩いていたが、そんな連中は朝山さんに頭下げたのか?

今の打撃コーチ体制の方がよほど打撃力低下してるじゃないか!ド素人がアレコレ言うのは勝手だが、自分たちの方が検討違いである場合も想定してモノ言いには気を付けた方がが良くないか。ひろスポ!を全部、読み返してもらえればわかるが、朝山東洋コーチのせいで打てない、なんて1行も書かれていない。そう1行も、だ。

 

頭を下げない、あるいはその機会がないのなら<カンナ サムギョプサル ASA>を訪ねて、たらふくの注文する義務を負う。店の住所は中区弥生町2-8です!

 

広島の新聞やテレビはカープ球団に内包する諸問題を決して報じてこなかった。ただ、ゾンビ化事件に関しては、そうではなくなっている。これは良い傾向だ。ひろスポ!だけがアレコレ言ってる時代に終止符?

 

おそらくひろスポ!の読者なのだろう。県内の女子大学生から取材班に次のような声が届いた。

 

「サッカーを通しての地域貢献、社会貢献という、チームを引っ張っていく立場の人の考え方と、カープは大きく違う気がしますね」

 

SNS全盛時代。テレビや新聞に見向きもしない世代は物事の本質を見極める目を養いつつあるようだ。

 

森保一監督はこんなことを常々、口にしている。

 

自分たちが何のために戦うのか?もちろん、目の前の試合に向けて最善の準備をして全力を尽くすということで、勝利を目指して戦うというこだわりを持ってやっています。JFA 2005年宣言にあるように、サッカーの強化に努め、日本代表が世界で活躍することで、人々に勇気と希望と感動を与えることができるように…

Jリーグの百年構想の柱は地域密着型ということですが、今、私は日本代表の仕事をしていますから、地域ではないですけど日本の社会に貢献できるように、スポーツから、サッカーから貢献できるようにっていうことを考えているので、そこは繰り返しになりますが変わりはないですね。

サッカーを通しての地域貢・社会貢献。それがいろんなスポーツであったり、いろんな文化、芸能、芸術、音楽、エンタメ等々と互いに垣根を越えて、盛り上がっていけることを願って活動しています。

 

……

結論から言う。森保一監督のような発想や信念が広島球団の運営方針には著しく欠けている。だからファン離れが起こった。そして新井貴浩監督には、仮に森保一監督と同じこと思っていてもそれを具体化するだけの裁量を松田元オーナーから与えられていない。勝手なことは言えないのである。

広島発の中継での解説陣の話の多くが面白くないのもそのせいだ。多くはオーナーがどう思うかを気にしながら話していいる。もちろんそうでないOBもいて、中には「いいんです、もし解説の仕事なくなっても、ほかにやりたいことたくさんありますから」というタフマンもいる。

他球団主催ゲームの中継やDAZN中継と比べればすぐにわかることだ。

逆に中継だけでなくテレビCMまで締め出されたOBもいる。オーナーが各局に命じて、仕事をできないようにした。カープが日本一になれていない41年間、そんな独裁が続いている。ひろスポ!はそれを「カープ村」と呼んでいる。「原子力村」の方は大津波で破綻した…

 

過去、そんな松田元オーナーの考えに抗い独自の思いで社会貢献した選手に丸佳浩がいる。2017年、18年と連続MVPに輝きリーグ優勝に貢献したにもかかわらず、会見も開くことなく巨人にFA移籍した。

選手がチームを出ていく、あるいは引退する時、会見があったりなかったり、引退試合もあったり、なかったり…球団内の決め事はすべて松田元オーナー案件になる。ドラフトもそう。GMもいない。だいたい「スカウトなんか誰でもできる」と言い放つ。チーム強化に貢献したスカウトや編成担当をゴミのように扱いクビにする。」だから弱くなる。それ以上もそれ以下もない。それが「独裁オーナー」と言われる所以だ。

連日大入りでチケット争奪戦が長く続いていた時代に、転売ヤー対策もろくにせず、ファンに多大なる負担を強いて、終いには「文句があるならマツダスタジアムに来なきゃいい」とファンに言い放った職員がいたが、独裁体制だと必然的にそうなる。ファンの方を見ずにトップを見るからだ。

トップから末端まで、そんな態度で長らく球団運営をしてきたツケを今たっぷり払わされている。球団職員自身がその運営手法について「12球団サイテー」であることを認めている。せっかく2009年春に「夢の新球場」として誕生した新たな広島の舞台装置を、指定管理者の広島球団は使い方を誤り、台無しにしたことになる。

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サンフレッチェ広島はカープの失敗を他山の石として、エディオンピースウイング広島のピッチで広島っ子をピッチで走らせたり、ラグビー親善マッチを開催したり、各種施設を活用して柔道イベントや各種シンポジウムを開いたりと、柔軟な発想で稼働率を高め、同時に社会貢献している。その方針は森保一監督の思いにオーバーラップする。

 

もう一度、繰り返す。

カープファンはいい加減、目を覚ませ!監督批判のほかにやることがあるはずだ。朝山事件を学び、とするべきだ。

 

新井貴浩監督が仮に涙していたとすれば(ひろスポ!は中継を見ていない)、その理由は自分自身の力ではどうにもならない問題が存在しているから、だ。

ファンはよく阪神にFA移籍した際の”泣き”を揶揄してアレコレ言うが、あの事件もまた松田元オーナーが当事者だ。オーナーは支配下選手の中に”お気に”を作りたがる。ついでに言えば球団の女子職員もそうだ。だが、ややもすれば”お気に”の存在はチームにとっては有害であったりする。それでオーナーに意見したから「四番・新井」は一度、広島を出て行くこととなった。

ただ、そのタイミングは黒田博樹のメジャー挑戦と重なった。だから野球の神様は、ふたりに「カープ優勝の瞬間」という果実を与えてくれたのである。無論その原動力になったのは連日、満員のマツダスタジアムだった。

 

この項はさらに続けるが、今言えることは、カープもポイチ流の発想の展開で真なる社会貢献をモットーとする新体制に移行することだ。

ベイスターズはTBSの手から離れてDeNAによって生まれ変わった。そして「I☆(LOVE)YOKOHAMA」に目指すべき方向性を定め、球団と地域の共生や街づくりのイメージを具体化していった。森保一監督の「共闘」と重なる部分もあるだろう。

 

株を所有する松田商店が好むと好まざるとにかかわらず、このままではじり貧となり、先日話題になったエクスパンションでもあった日にゃ取り残されてしまう。中四国地方に魅力的な新球団が誕生する可能性もゼロじゃない。

 

昨年の秋、球団は水面下で外部の、しかもマスコミ関係者個人に経営への参画を打診した、という。

 

その程度のことで、この危機を乗り越えられるはずもない。まずはガバナンスの再構築だ。ハジメからやり直せ!

 

抜本改革が必要で、監督、コーチや選手を責めたところで何の解決にもならないこと

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