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緒方監督の背番号37を背負った広島のドラ1野間峻祥、対外試合7戦ぶりにヒットを放ったのにそのあと大変なことが…

野間峻祥背番号37

緒方監督は入団から9年間、37番をつけてその後9番に変わった、9番は今、丸がつけている。

広島は3月12日、マツダスタジアムで西武と練習試合を行った。

試合は2対1で西武が勝った。広島はここまでオープン戦5試合のチーム打率が2割を切る低調モード。その中でも大卒ドラフト1位、野間峻祥外野手の調子の落ち込みが激しい。

キャンプではそのたぐいまれな素質を高く評価され、実際に対外試合でも素晴らしい打球を飛ばしていた。

背負う番号37は緒方監督が9番をつけるまで入団からずっとつけていたもので、当然、周囲の目にも「緒方2世はすゴイ!」ということになっていた。

ところが3月に入ったとたん快音がパタリと止まり、昨日までの成績は対外試合6戦計16打数ノーヒット。

それでも緒方監督はこの日も「七番センター」でスタメン起用。そんな期待に応えたい野間は三回の第1打席、西武先発の野上からきれいにセンター前に打ち返し、長いトンネルを抜けるかに思えた。

ところが九回、一死から野間の正面に糸を引くように飛んでくるライナー性の打球をグラブに収めたかと思った瞬間、なんとグラブの上の方からボールが飛び出してそのまま地面へポトリ…。

午後3時20分前後の出来事で確かに西日は傾きかけていたが、サングラス着用でしかも大学時代に慣れ親しんだセンターのポジションのはずだったのだが…。

一時は広島の一番も任されるのではないか、と言われていたほどの逸材がここに来て二軍降格の危機に直面している。

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