4対5と逆転された竹原は直後の七回に追いつき、なおもチャンスに三番・石本彬主将の犠飛(画像)で勝ち越した
第107回全国高校野球選手権記念広島大会第8日(7月17日)
4会場で残りの3回戦8試合があった。注目の右腕、英数学館の藤本勇太は広島商打線相手に8回123球で完投したが2対4のスコアで競り負けた。シード校の広陵、近大福山、瀬戸内はコールド勝ちあり、接戦ありでそれぞれ4回戦に進んだ。
広陵は7回コールド勝ち
<バルコムBMW野球場>
広陵7-0宮島工(7回コールド)
竹原15-5可部
広陵は初戦の吉田戦は10安打5得点で7回コールド勝ち。ただし5盗塁でも残塁8とやや控え目だった。この日は四番を草島絃太(吉田戦3打点)から同じ左投左打の世古口啓志に代えて臨んだが安打数9で打点は合計3点止まり、また10残塁。
広陵投手陣のキーマン、侍ジャパンU18候補の堀田昂佑は吉田戦では最後の打者ひとりに投げて、この日は先発。4回2/3、70球を投げて2安打と余力を残して交代した。2安打止まりの宮島工は4失策も響いてコールド負け。
……
初戦の修大協創戦で12安打を放ち、延長タイブレークで勝ち上がってきた可部は各打者の振りが鋭かった。3点を追いかける五回に2点を返すと、2点のビハインドとなった六回には二死無走者から3点を奪って5対4とリードした。
だが、逆にこの展開が竹原打線のスイッチを入れた模様。七回に6対5として再び主導権を握った竹原は八回に4点、九回に5点。終盤3イニングだけで12安打、締めて20安打の猛攻で盗塁も5。投げては逆転された直後の六回、二死満塁で出番となり四番で主将の道庭幸多を空振り三振に打ち取ったエースナンバーの日浦孝太郎が七、八回もゼロで封じて可部打線の矛先をかわした。
竹原のエース、日浦孝太郎のアンダースローからの投球フォーム
<ぶんちゃんしまなみ球場>
広島商4-2英数学館
熊野3-2庄原実
英数学館の藤本勇太vs広島商打線。藤本勇太は123球8安打完投し、英数学館打線は広島商の2投手から11安打を放ったが勝ち進んだのは広島商。それが昨秋の明治神宮大会初出場で準優勝、この春の選抜で8強入りした巧者の底力か…
広島商は初回と四回に1点、英数学館が五回に追いつくと、その裏広島商が適時内野安打で勝ち越して八回にはスクイズでダメ押しの1点…それが広商野球の強さなのか…
……
熊野の勝負手もスクイズだった。1対1で迎えた八回、連続スクイズを成功させて3対2としてそのまま逃げ切った。庄原実の10安打に対して熊野はわずか3安打…これもまた高校野球…
<電光石火きんさいスタジアム三次>
近大福山3-0国泰寺
瀬戸内3ー2舟入
シード校の近大福山は4人の投手リレーとノーエラーで完封勝利、打線は一番、二番、三番で1打点ずつとそつなし。
……
舟入は1対3の八回に1点を返すなどシード校の瀬戸内と堂々と渡り合った。安打数7も、打点2も一緒で勝敗を分けたのは失策数の差だった。
<鶴岡一人記念球場>
如水館12-2市立福山(6回コールド)
広工大13-1観音(5回コールド)
体調不良の迫田守昭監督がベンチに入らなかった市立福山は初回に2点を先制したが、二回に逆転された。如水館はクリーンアップの前田翔斗、兼本盛龍、新屋怜音が、2回戦の福山葦陽戦の合計6打点を上回る8打点。
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